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2010 WAN的イチオシ・マンガ③ horry

2011.02.04 Fri

2010年最大のトピックといえば、東京都のいわゆる表現規制問題。

そもそも、非実在青少年などという珍妙な言葉を編み出してまで、18歳未満にみえるキャラクターを規制しようとしていたはずなのに、いつの間にか、漫画・アニメーションなどの“画像”で、刑法などに触れる性行為を「不当に賛美・誇張」することが対象に……。

大阪ではBL雑誌が有害図書指定を受け、その後、指定を受けた雑誌では、作品を台無しにするようなありえない修正が入った、ということもありました。

今回の表現規制問題は、BLやTL、レディコミもターゲットになっています。もちろん、少女マンガも。「男性向けポルノの話でしょ?関係ないわ」と思っている方、そうではないですよ!

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『きみにあげる。』槇 えびし(大洋図書)

借金を背負った主人公が、いわくありげな「お茶やどの主人」と出会う……。主人が元ヤクザであったり、ある意味王道なBL設定なのですが、きらびやかなタイプの作品ではありません。すっきりした綺麗な絵柄と、所々散りばめられているユーモアが、独特の雰囲気を出しています。攻め受けが、あまりはっきりしたタイプ(格好いい攻めに可愛い受け、みたいな)でないのも、作品にあっていて良かった。特に魅力的なのがサブキャラ。個人的にはヤンデレ弟のストーリーが読みたい![clearboth]

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『マッチ売り』草間さかえ(リブレ出版)

もう1冊のオススメBLは、草間さかえさんの長編連載の第1巻。復員兵らしきヤミ屋・花城がマッチを売り、学生・廣瀬は人を待ち続けている……。草間さんの絵はかなり個性的で、初めて見た時は衝撃を受けました。自由自在な視点を持つ背景と、太いコマの枠線、シンプルなのに一度見たら忘れられない絵柄。ストーリーテラーとしても素晴らしくて、物語に引き込まれます。花城に好意を抱く同僚・澤や、廣瀬を好きなのに澤と関係を持つ羽目になる・有原といったキャラクターが、物語を重層的に仕立てています。[clearboth]

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『関根くんの恋(1)』河内 (エフコミックス)

マンガ界のアンファンテリブル・河内遙、2010年も大活躍でした。2090年は『ケーキを買いに』がイチオシされていましたが、私が選ぶのはこれ。なんとも情けないイケメン青年の物語です。仕事も出来る、女にももてる、イケメンエリートの関根くん。「鈍感・受け身・器用貧乏」がたたり、寝ぼけたような人生を送っています。情けない男といえば、2010年は『モテキ』も話題に。草食系という言葉もすでに聞かれなくなってきましたが、ヘタレ男の物語は1ジャンルとなるかも?![clearboth]

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Girlish Sweetアタシノ彼女』竹宮ジン(白泉社)

2010年は、百合ジャンルが躍進した年でもありました。百合といえば、女の子同士の友情以上恋愛未満のような淡い物語が多かったのですが、こちらはきっちり恋愛モノ。ブラボー! あの「白泉社」から、こうした作品が刊行されたということも、個人的にはとても嬉しいことでした。内容は同人誌で出されていたものと書きおろしで、それぞれのエピソードが繋がっています。同人誌を読んだことがない人は、このクオリティと読み応えに驚かれるんじゃないでしょうか?[clearboth]

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『羣青 (上)』中村 (IKKI COMIX)

そして女同士の恋愛といえば、こちら!以前にもオススメしたのですが、私的2010年NO.1作品です。胸を抉られるような、女同士の切なく痛い物語。1月には待望の続巻も!








カテゴリー:わたしのイチオシ / 2010 wan的イチオシ・マンガ / horry

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