ーーー  上野先生からのメッセージ ーーー



まだ社会に出る前から「女の子は生きづらい」と呪いのことばをかけられるなんて。
女に生まれてほんとによかったって、わたしは思ってる。
なぜって?それをお話しましょう。

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 このイベントは、「次世代に女性学を伝えたい」という上野先生の思いと、上野先生の著書に感銘を受けた大人たち(実行委員会有志)の「人生のもっと早い段階で知っておきたかった!」という思いが出会ったことで、動き始めました。



 お申込みURL
https://womens-studies-for-youth.peatix.com/view

2018年に発覚した医大や医学部の入試不正問題。2021年に話題になった、都立高校の男女別定員制の問題。女子を取り巻くこうした話題が後を絶たない一方で、看護師や保育士である男性が性別だけを理由に拒絶されたり、家計の“大黒柱”としての期待が男性に向けられる風潮なども根強く残っています。


いま「10代」を生きている女子、男子、どちらでもない人たちにとって、そういった世の中の出来事を、現実的な「自分の問題」として実感したことがある人は少ないかもしれません。でももしかしたら、性別に由来する不条理や、悔しさや、めんどくささを感じている人もいるかもしれませんし、いまは平気でも将来への不安を感じている人もいるかもしれません。

このイベントは、ぜひすべての10代に参加して欲しいと思って企画しました。

女性学は「女性を研究した学問」ですが、女性だけでなく、男性や、性自認がグラデーションの人にとっても、役に立つ知見がつまっています。

そして、その10代に大きな影響を与えているのは大人世代ですから、すでに大人になっているみなさんも大歓迎です。保護者はもちろん、学校関係者をはじめ、多くの10代に触れるみなさんのご参加もお待ちしています。「いまは大人」のわたしたちが「こども」として生きてきた時代の刷り込みを、アンラーン(学び直し)する必要があるのは、むしろ我々大人たちなのですから。

「上野先生に質問できる券」も用意しました。ご希望のかたは、事前申込が必要ですので、下記「★上野先生に質問タイム」欄をご確認くださいね。

みなさんと上野先生との時間を、楽しみにしています!!!




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【イベント概要】
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【日時】2021年8月22日(日)
本編 19:00−21:00
放課後タイム 21:00−22:00(任意)



【場所】Zoom
※URLはお申込者にご連絡します。
※初めてZoomを使う方は、事前にアプリのダウンロードをお願いします。



【タイムテーブル】
18:45 会場
19:00 開始/オープニング
19:00−19:30 上野先生タイム
19:30−20:00 上野先生に質問タイム★ ※事前申込み大募集※
20:00−21:00 人生っておもしろいよ!!
 ーーー 3人の女性たちから10代に向けてのトークセッション
21:00 中締め/自由解散
21:00−22:00 放課後タイム

★★

★上野先生に質問タイム ※事前申込み大募集※
上野先生に直接質問できる貴重な機会です!若干名を事前募集しますので、どしどしお申し込みください。10代のみなさんに優先的に提供したいと思いますが、女性学を学ぶべきは大人も同じですので、質問者の年齢は問いません!

\\\特典として、上野先生のサイン本をプレゼント///

1)このページで「上野先生に質問できる券付き」チケットを申し込む(〆:7月31日)
2)『女の子はどう生きるか 教えて、上野先生!』(岩波ジュニア新書)を読む
3)上野先生への質問を400字程度にまとめる
4)事務局に送る(送付先は「上野先生に質問できる券」の申込者にお知らせします)
5)申込多数の場合、事務局が厳正に選定の上、ご連絡します。質問者に選ばれなくても、イベントにはご参加いただけますので、ご安心ください。



 ★★放課後タイム ※任意※
イベント終了後、「放課後タイム」は参加者同士のぶっちゃけトークを予定しています。2時間もの間、黙って受け止めてくださったみなさんにも、思う存分語りあっていただく時間です。お時間の許すかぎりご参加ください。


【事前のお願い】
『女の子はどう生きるか 教えて、上野先生!』(岩波ジュニア新書)を読んで、ご参加ください。当企画に賛同しご協力くださった上野先生からの唯一のご希望ですので、みなさまどうぞご一読くださいね。
https://www.iwanami.co.jp/book/b553691.html


【料金】
・10代 無料
・20代以上の学生 1,000円
・大人 3,000円

※任意:
ぜひ、10代応援寄付(一口500円)へのご協力をお願いいたします。寄付は、全額をイベント開催に必要な実費に充当させていただきます。



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【登壇者紹介】
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 ①上野千鶴子さん(写真左)

社会学者
東京大学名誉教授
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長

富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。
専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。

平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、国際日本文化研究センター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授(社会学)、1995年から2011年3月まで、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2012年度から2016年度まで、立命館大学特別招聘教授。2011年4月から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN:http://wan.or.jp/ )理事長。第20−22期学術会議会員。第25期日本学術会議連携会員。1994年、『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。
2011年度、「朝日賞」受賞。受賞理由「女性学・フェミニズムとケア問題の研究と実践」
2019年、フィンランド共和国からHän Honours受賞(長年の男女平等への貢献に対する感謝状)
2020年、「アメリカ芸術科学アカデミー会員」に選出される。
『女の子はどう生きるか 教えて!上野先生』(岩波新書)、 『在宅ひとり死のススメ』(文春新書)など多数の著書がある。




②安谷屋貴子さん(写真中央)

NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン代表理事

1976年、神奈川県生まれ。私の10代は「女子ならこうだろ」に抵抗し続けていた。文系ではなく理系。短大・専門ではなく四年制大学という風に。

父親の出身地である沖縄で学生時代を過ごし(琉球大学卒業)、自らのルーツ探しと沖縄における米軍基地問題を学ぶ。 日本という社会が、日本に住む私たち自身が声を出し行動することで、よりよく変化するために何ができるだろうかと考え続け、コミュニティ・オーガナイジング(CO)と出会い大きな可能性を感じている。2013年12月から復興支援員として福島県内のコミュニティ支援に取り組んだことで、住民主体での課題解決の重要性を改めて認識している。




 ③岡本佳美さん(写真右)

株式会社アム 代表取締役
認定NPO法人フローレンス 顧問
NPO法人クロスフィールズ 理事

1973年⽣まれ、静岡市出⾝。ブランド経営コンサルタント。
10代を象徴する出来事は、女子プロレスラーになるべくプロテストを受けたこと。あるいは、プロテストに向けて自主練をした4年間。

⼤学卒業後、広告会社勤務を経て26歳でフリーランスに。独⾝時代、仕事と育児の両⽴の異常な困難さに問題意識を持つ。1年間のフィールドワークを経て、2005年、病児保育問題を事業によって解決するNPO法⼈フローレンスの副代表に就任。2年間の広報活動において広告換算7億円以上の成果をあげ、「社会起業家」「ソーシャル・ビジネス」への社会的関⼼の⾼まりを創出した。2008年、フローレンスの⿊字化を契機に理事に就任。同時に、株式会社アムを設⽴。以来、ビジネスセクターやソーシャルセクターを対象に、自律分散型ブランド・マネジメントの実践を支援している。オルタナティブスクールに通う娘あり。





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【主催】
10代女性学実行委員会(有志メンバー)
(安谷屋貴子・岡本佳美・柿田安岐子・たけしたもえ・はやかわみずほ・星野晴美)





【協力】
(一社)EMS [エッセンシャル・マネジメント・スクール運営](ZOOMアカウント提供)
SHIMAUMA DESIGN [那珂隆之](バナーデザイン)
氏原千寿子・村瀬正(ZOOM運営)

※10代女性学実行委員会とは:
社会人向けオルタナティブ大学院である「EMS(エッセンシャル・マネジメント・スクール)」の修了生(本質行動学)とその仲間たちで構成されています。上野千鶴子先生のメッセージをひとりでも多くの人に届けたいという星野晴美さんの想いに賛同して集結した有志チームで、当イベントの企画運営のために結成された有期的な組織です。





お申込みURL
https://womens-studies-for-youth.peatix.com/view