◆日  時:2021年9月22日(水) 19:00~21:00
◆場  所:オンライン開催(ZOOM)※ビデオオン参加
◆申し込み期日:WAN会員先行申し込み 8月22日(日)/ ビジター申し込み 8月25日(水)
  定員に達したためお申し込みを締め切りました

◆参加費: 2021年度WAN会員:無料
      ビジター:1000円 (学生500円)

◆概 要◆: 本書は、家族の暴力と国家の暴力とが構造的に相似形であることを暴き、加害・被害という二極化された言葉の先を見通すための、「レジスタンス」の必要を説く。
最大の政治集団、それは家族と国家である。私たちはその暴力への抵抗者だ。
書評セッションでは、本書をもとに、家族の暴力・国家の暴力について、それぞれの立場からコメンテーターが発表し、質疑応答、全体討論を行う。

◆ゲスト◆
著者: 信田さよ子
1946年岐阜県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。公認心理師・臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問。AC(アダルト・チルドレン)、DV(ドメスティック・バイオレンス)、虐待、アルコール依存症などの家族問題についてのカウンセリングの経験から、新たな提言を行ってきた。著書『アディクションアプローチーもうひとつの家族援助論』『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』『依存症臨床論』『性なる家族』など多数。近著に『家族と国家は共謀する』『アダルト・チルドレン』がある。

◆コメンテーター◆
中村江里
1982年、山梨県生まれ。広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。
【主要著作】『戦争とトラウマ―不可視化された日本兵の戦争神経症』(吉川弘文館、 2018年)、「アジア・太平洋戦争と軍事精神医療」『日本史研究』(691号、2020年3月)。 近刊論文として、“Male Hysteria in Modern Japan: Trauma, Masculinity, and Military Psychiatry during the Asia-Pacific War” in Traumatic Pasts in Asia edited by Mark S.Micale and Hans Pols (New York: Berghahn Books, 2021)。

宇治和子
郡山女子大学短期大学部准教授。臨床心理士・公認心理師。長く公的DV避難シェルターで心理職員をしていた経験から、DV被害者とその同伴児支援について研究している。最近、福島に移動したので、新しい女性支援研究を模索中。

ピナ・バウ子
1970年代後半生。東京生まれ育ち。高校から女子校。美大修士修了。
AC・摂食障害(寛解)当事者。原家族の父母は団塊世代。きょうだいが一人あり。
喧嘩のやり方を知りたくて行った図書館で、フェミニズムに偶然出会う。

◆司会◆
寺本 光世
Wan上野ゼミスタッフ

◆お申し込み方法◆
Peatixからお申込みいただきます。 定員に達したためお申し込みは締め切りました

Peatixを初めてご利用の方は、こちらのリンクをご参考にしてください。
ご参加のみなさまにはpeatix経由のメールで、後日zoomのURLをお知らせします。
noreply@peatix.com のメールが届くよう受信設定おねがいします。
最新バージョンのzoomアプリを事前にPC、タブレット端末、スマートフォンのいずれかに入れてくださ い。
ご参考→https://ncdc.co.jp/columns/6612/#Zoom
お申し込み多数の場合参加理由が明確でない場合等、お申し込みをキャンセルいただく事があります。

◆個人情報の取り扱い・利用目的について◆
1  記入された個人情報は、以下の目的に限って使用します。
 ① 本イベントの参加登録
 ② 登録された情報に関する確認、連絡、問い合わせ、回答
 ③ 代金の請求、回収、支払い等の事務処理
 ④ 本イベントに関するアンケートへの回答依頼、回答、連絡
 ⑤ WANからの今後のお知らせ

2 記入された個人情報は、WANの理事および本イベントの主催チームメンバーのみが扱い、第三者への提供は致しません。

上記内容に同意いただける方は、お申し込みください。(お申し込みをもって同意されたこととさせていただきます)

◆ご注意◆
不測の事態でゼミが中止になった場合は、お申し込みメールアドレスへお知らせいたします。
互いに責任のある発言の場を保証するために、以下のルールを守ってくださいますよう、お願いいたしま す。
参加者による録画録音は、固くお断りします。
運営サイドの運営に従っていただけない場合や、不規則発言や差別発言と判断した場合は退去していただくことがあります。その場合、参加費の返却はいたしません。
今回フルネーム表示・ビデオオン(顔出し)参加をお願いしています。止むを得ない場合はあらかじめPeatixの問い合わせから、必ずご連絡ください。ご連絡無く、ビデオオンにご協力頂けない場合は退出いただくことがあります。その場合、参加費の返却はいたしません。

◆ビジターのみなさまへおねがい◆
WAN上野ゼミは女性学・ジェンダー研究を志すひとたちの集まりです。内容にはプライバシーを開示した当事者研究などもありますので、ゼミの場の安心・安全を確保する必要があります。そのためどなたで もご自由に、という参加の仕方は採っておりません。お互いに責任のある発言の場を保証するために、み なさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
今後、多様な形でのゼミ開催を射程に入れて、WAN上野ゼミの更なる進化を求めていきます。WANは ボランティアスタッフにより運営をおこなっています。皆さまから「WAN会員になる」形でのお力添え を戴けましたら、スタッフ一同、たいへん有難いです。
認定NPO法人WAN会員募集中 

「家族と国家は共謀する  サバイバルからレジスタンスへ」信田さよ子
ISBN978ー4ー04ー082103ー0
C0211 ¥900E
発行:株式会社KADOKAWA