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大阪

シンポジウム 「高齢社会のなかで北欧ケアを考える」

イベントURL: http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/clph-care/care-symposium-20120505.pdf
主催者: 「ケアの臨床哲学」研究会
主催者URL; http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/hamauzu.html
開始日時: 2012年05月05日 (土) 13時00分
終了日時: 2012年05月05日 (土) 17時00分
会場: 大阪大学中之島センター 7階セミナー室(定員 102 名)
会場URL: http://www.onc.osaka-u.ac.jp/
連絡先: E-mail :cpshama@let.osaka-u.ac.jp
登録団体:
パンフレット:
詳細: 参加費は無料ですが、参加予約が必要です。
詳細はイベントURLからご確認ください。

【シンポジスト】
(1)備酒 伸彦(神戸学院大学、リハビリ学)
「日本と北欧ケアの比較」
(2)中村 剛 (関西福祉大学、福祉学)
「北欧ケアの理論的基礎とは?」
(3)浜渦 辰二 (大阪大学、臨床哲学)
「北欧ケアに哲学はある?」

シンポジウムの趣旨:一昨年前から、「ケアの臨床哲学」研究会の主催、「患者のウェル・
リビングを考える会」と「〈ケア〉を考える会」の共催という形で、「高齢社会における○○を
考える」という6回のシンポジウムを開催し、「終末期医療」「ホスピス」「施設での看取り」
「死生観」「人工栄養」「認知症のターミナル」といった問題について、さまざまな分野の専門
家・一般市民といった垣根を越えて一緒に考えて参りました。これまで、ケアの現場で起きてい
る問題を中心に考えてきましたが、あちこちでケアの現場を取り巻く組織・制度や社会・歴史と
いった大きな問題につながっているのを感じてきました。高齢社会のなかで日本の医療と介護の
制度が抱える問題を考えるとき、福祉先進国と呼ばれる北欧の国々(スウェーデン、デンマーク、
ノルウェー、フィンランド、アイスランド)のことが気になってきました。それらの国々では、
高福祉高負担の道をとることによって、日本とは異なる道を歩んできていますが、そこにはケア
についてのかなり異なる考え方あるいは文化があるように思われるのです。これからの日本の高
齢社会のあり方を考えるとき、「北欧ケア」からいろいろ学ぶことがあるのではないでしょうか。
それぞれの研究者の話を聞きながら、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。