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東京

ワークショップ「性暴力・性犯罪の経験の社会化とはー調査、取材、記述、発表の経験をいま、見つめなおす」

イベントURL:
主催者: 平和を考える編集者の会
主催者URL; https://www.facebook.com/editors.for.peace?fref=ts
開始日時: 2013年11月16日 (土) 13時30分
終了日時: 2013年11月16日 (土) 17時00分
会場: 文京区民センター(東京都)
会場URL: http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_kumincenter.html
連絡先: editors.for.peace@gmail.com
登録団体:
パンフレット:
詳細: ■ 企画趣旨

性暴力加害者の調査を行い、今年『刑事司法とジェンダー』を上梓した牧野雅子さんを囲んで、「性暴力・性犯罪の経験の社会化とはー調査、取材、記述、発表の経験をいま、見つめなおす」というテーマの下、参加者と意見をかわしながら学び合うワークショップです。




性暴力・性犯罪の被害経験のあるひと、またその家族や恋人・友人。
性被害者支援に関わった経験のあるひと。
研究や報道などでこのテーマに取り組んだ経験のあるひと。
性暴力・性犯罪という事柄について、調べたりまとめたりしたことがあるひと。
経験が無くとも、このようなテーマ、事柄に関心をもっているひと。
新しい社会作りに関心があるひと、が対象です。



いろいろな立場で多くの方々が、すでに性犯罪・性暴力のテーマに長年関わってきています。
性被害者の被害直後の支援センターつくりも、日本各地で動きがいよいよ始まってきています。


被害当事者のプライバシーや、倫理的な調査、トラウマの理解、調査者のセルフケアといった配慮の技法もまた、ときに苦い経験をもとにして積み重ね、編まれてきました。
そして、被害者の声の傾聴、尊重は社会の当然の姿勢だということを信じ、守ろうと努力しています。



では、この努力や配慮の「その先」にのぞむ、安全で平和な社会とは、どのようなものでしょうか。
それは、どのように実現できるのでしょうか。
そのために、いま必要な事は何でしょうか。



この問いに向かうためにもまず、日本社会で性暴力・性犯罪が「記述」されることや、性被害者の声が社会に現れるプロセスを見つめなおしたいと思います。
情報提供、問題提起を、まず牧野さんが担当します。
その他、性暴力・性犯罪、あるいは性被害者の支援に関する書籍を担当した編集者や、日本軍従軍慰安婦問題の研究をしている研究者、地域で性被害者が守られる社会作りをと呼びかけている団体主催者らなどが、それぞれの経験から、このテーマに挑み、発言します。


安全・安心に話し合える場にすること、また、言いっぱなし聞きっぱなしではなく、それぞれにとって実のある勉強会となることを目指しています。
参加される皆さんと経験や知識や想像力をシェアすることで、この社会が安全であることをさらに強く望み続ける力を、共に得たいと願っています。
問いは大きいですが、それを話し合うための土台作りが、今回のワークショップの目的です。

どうぞ、ご参加ください。そして、応援してください。

 ■ 日時と場所 11月16日(土)13:30−17:00 
         文京区民センター(東京都)3−B会議室 (地下鉄春日駅の真上)
 http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_kumincenter.html
 (閉会後、近隣で懇親会あり)

    ■文献 『刑事司法とジェンダー』 
( WANサイトに自著紹介文あり。また、Facebookに、本書関連資料(長文)をまとめているので、ぜひ参照のこと)
http://wan.or.jp/book/?p=6846  
https://www.facebook.com/pages/刑事司法とジェンダー解説のページ/191380461045679?fref=ts 

    ■ 主催 平和を考える編集者の会  editors.for.peace@gmail.com (企画担当 橋本)

    ■ 付記 参加者の性別は問いません。色々な事例が出て気分が悪くなるかもしれません。その際は自由に入退出してください。