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東京

「Yes means yes!スウェーデンの性行為同意法がレイプの定義を変える」【公開セミナー】

イベントURL: https://hrn.or.jp/news/17113/
主催者: 主催;スウェーデン大使館、認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ共催
主催者URL; https://hrn.or.jp/ https://www.swedenabroad.se/ja/embassies/japan-tokyo/current/news/seminar-swedish-sexual-consent-law/
開始日時: 2020年01月22日 (水) 18時30分
終了日時: 2020年01月22日 (水) 20時30分
会場: 上智大学 四谷キャンパス 6号館502 教室 
会場URL: https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya.html
連絡先: スウェーデン大使館
登録団体:
パンフレット:
詳細:
「Yes means yes!スウェーデンの性行為同意法がレイプの定義を変える」【公開セミナー】
2018年7月1日、スウェーデンでは性行為に関して「積極的な同意(Yes)」を必要とするという新たな性犯罪規定が施行されました。新たな規定は明示の同意に基づいています。つまり性行為は自発的なものでなければならない、「Yes」だけが同意したということであり、それ以外は「No」(不同意)と解釈するということです。
性行為を始めようとする者は、相手も性行為を求めていることを確認しなければなりません。もし相手の意向がわからなければ、聞く必要があります。暴行や脅迫、被害者の弱い立場を利用(上下関係や社会的地位)したなど「強要」はもはやレイプ成立の条件ではなく、自発的な参加であるかどうかがポイントとなるのです。
この「積極的な同意」への改正とともに、「過失レイプ罪」(正確には「重過失レイプ罪」)および「過失性的強要(侵害)罪」も新しく導入され、いずれも4年以下の拘禁刑に処されることになりました。さらに加重レイプ(犯罪が重大な場合)と子どもに対するレイプの拘禁刑の下限が4年から5年へ引き上げられました。
日本でも2017年6月、犯罪に関する改正刑法が成立しました。110年ぶりの大幅改定性であったものの、暴行・脅迫がなければ罪に問えないなど課題は残り、被害者などからは「実態を反映していない」という指摘があります。2019年の春には名古屋地裁岡崎支部が出した判決をはじめ、数件の性犯罪についての無罪判決が出たことでこの法改正への注目が集まりました。
2017年法改正にあたり、3年を目途に再度、刑法の見直しを検討することになっていますが、見直しの賛否の議論にスウェーデンの「性行為同意法」とその判例やスウェーデンの経験を参考にすることが期待されます。
そこで、このスウェーデンの同意に基づく性犯罪規定にくわしい専門家が2020年1月20~22日の日程で来日するにあたり、 スウェーデン 大使館と共催にて、下記の公開セミナーを開催することになりました。法改正やジェンダー平等に関心を寄せる方々のご参加をお待ちしております。
「Yes means yes!スウェーデンの性行為同意法がレイプの定義を変える」
日時:1月22日(水)18:30-20:30 (18:15開場)
場所:上智大学 四谷キャンパス 6号館502 教室 https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya.html
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分
主催;スウェーデン大使館、認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ共催

【プログラム】
18:15    開場
司会・モデレーター 上智大学 三浦まり教授
18:30-19:10 スウェーデン司法省・検察による発表(遂次通訳)
報告者
ヴィヴェカ・ロング氏(スウェーデン司法省上級顧問)
ヘドヴィク・トロスト氏(スウェーデン検察庁上級法務担当)
19:10-20:00  Q &A
大学生グループSpeak Up Sophia(上智)
Tattoko Gender Movement(東京大学)他の報告
ヒューマンライツ・ナウからの提言
20:00-20:30 ディスカッション

【参加方法】
自由参加です。登録は必要ありません。

【問い合わせ先】
スウェーデン大使館