イベント情報

戻る

東京

総合女性史学会例会:中世日本の疫病・疾病・災厄と女性

イベントURL:
主催者: 総合女性史学会
主催者URL;
開始日時: 2021年11月07日 (日) 13時30分
終了日時: 2021年11月07日 (日) 16時30分
会場: 事前申込制によ るウェブ会議システムを利用したオンライン方式
会場URL:
連絡先: https://forms.gle/c8iiAFKQzEN3EomFA
登録団体:
パンフレット:
詳細: ・古代・中世例会
報告者:野村育世氏
報告題名:「中世日本の疫病・疾病・災厄と女性」
報告要旨:本報告は、これまでほとんど研究のない、中世日本社会における疫病
などの災厄と女性の関係に注目し、史料を集め、いくつかの論点を提示するもの
である。
院政期に人口が増加した中世都市京都では、パンデミックが起こりやすかった。
疫病は疫神(エヤミノカミ)の仕業とされ、郁芳門院の死に帰結した永長の大田
楽のような、芸能や祭の狂騒が起こった。流行した死の美術は、なぜか必ず女性
の腐乱死体として描かれた。
病気の中には、寸白など、特に女性が罹りやすいと観念されたものがある。一方、
家族の病気には、ケアラーとしての女性の役割が期待された。また、これまで私
たちは、「はらとり」と言われたプロの女性治癒者・医療者が広範に存在したこ
とに、あまりにも無知であった。彼女たちの存在が、厳しい環境を生きる中世の
人々の心身の健康と生存を支えていたはずである。
主要参考文献:・保立道久「出産の情景」『中世の愛と従属』平凡社、1986年
・新村拓『日本仏教の医療史』法政大学出版局、2013年
・脇田晴子『中世京都と祇園祭 疫神と都市の生活』中公新書、1999年

日時:2021年11月7日(日)13:30~16:30
会場:Zoomによるオンライン開催とします。事前申込制です。下記のフォームよ
りお申し込みください。
https://forms.gle/c8iiAFKQzEN3EomFA


総合女性史学会代表
服藤早苗
ミニコミ図書館
寄付をする
女性ジャーナル
博士論文データベース
> WANサイトについて
WANについて
会員募集中
> 会員限定プレゼント
WAN基金
当サイトの対応ブラウザについて
年会費を払う
女性のアクションを動画にして配信しよう

アフェリエイトの窓

  • マチズモの人類史――家父長制から「新しい男性性」へ / 著者:イヴァン・ジャブロン...

  • 21世紀の結婚ビジネス: アメリカメディア文化と「妻業」 / 著者:スザンヌ レオナ...

  • 老後の家がありません-シングル女子は定年後どこに住む? (単行本) / 著者:元沢 ...

amazon
楽天