イベント情報
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女性と性表現 ー表現者・ファンの視点からー【歴史編】
イベントURL: | https://jyosei-to-seihyogen-1205.peatix.com/view |
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主催者: | 女性表現者の自由研究会 |
主催者URL; | |
開始日時: | 2021年12月05日 (日) 17時00分 |
終了日時: | 2021年12月05日 (日) 20時00分 |
会場: | オンライン(ZOOM)※ウェビナー形式ではありません |
会場URL: | |
連絡先: | 女性表現者の自由研究会 E-mail: freedomwe2021@gmail.com |
登録団体: | |
パンフレット: | |
詳細: | ●趣旨 昨今は、インターネット上では女性表象が炎上する事例が多くあります。その際には、ジェンダーやフェミニズム、ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)の観点から表現を批判する声が多く寄せられることがあります。 よくジェンダーやフェミニズムは一枚岩ではないとは言われますが、性表現を肯定し称揚する言説は、ジェンダーやフェミニズム運動の中にも、たしかに存在してきました。さらに、性表現の領域で活躍する女性の表現者や受容者の存在を無視することも出来ません。性表現の否定は、女性の自由や欲望を考える上でも、大きな損失となりえるのです。 本オンラインシンポジウムでは、「女性表現者の性表現」「性表現の女性ファン」を2つの主軸として、様々な分野で活躍している登壇者の発表と参加者を交えたディスカッションを行い、性表現の領域に女性表現者・女性鑑賞者が実在し活躍してきたこと、またそうした活動の歴史や意義を提示し、インターネット上の活動として記録に残していくことを目的としています。 オンラインシンポジウムは「現状編」「歴史編」の全2回で開催いたします。各回3人の登壇者が各30分の発表を行った後、参加者を交えたディスカッションの時間を設けています。性別を問わず、フェミニズムの研究者や学生の方、ポリコレに不審感を持つオタクの皆さん、表現者として危機感を持つクリエイターなど、幅広い背景を持つ皆さんの参加をお待ちしております。奮ってご参加下さい。 シンポジウムの開催日程は第1回が11/28(日)「現状編」、第2回が12/05(日)「歴史編」となります。 ❷歴史編・12/5(日)17:00~20:00 女性はどのように性表現を行い受容してきたのか、日本の事例を中心に歴史を振り返り、現在と未来の性表現を考えていきます。 【12/05(日):第2回「歴史編」登壇者プロフィール】 神田つばき(文筆業/東京女子エロ画祭主宰) 専業主婦で二女の母であったが、離婚を機に幼少時から懸念していた自らの特異な性に向き合う。1998年より濡木痴夢男の緊縛美研究会に参加。以後、少数性癖についてマニア系成人雑誌に執筆、アダルトビデオ出演を経て女性の少数性癖に特化したAVメーカーを起業、その後AV審査団体初の女性理事。2011年から東京女子エロ画祭を主宰。現在はドラマAV脚本家。著書に自らの性癖と家庭の歴史の関連を描いた『ゲスママ』等。 藤本由香里(明治大学国際日本学部教授) 明治大学国際日本学部教授。専門は「ジェンダーと表象」と「漫画文化論」。07年まで筑摩書房で上野千鶴子氏の著作などジェンダー系の問題を扱う編集者として働くかたわら、コミック・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。08年より明治大学へ。2010年の東京都青少年健全育成条例の改正問題の火付け役ともなった、代表的な著書に『私の居場所はどこにあるの?』(学陽書房/朝日文庫)、『快楽電流』(河出書房新社)、近著に『きわきわ』(亜紀書房)など。 笠原美智子(石橋財団アーティゾン美術館副館長) 東京都写真美術館、東京都現代美術館学芸員を経て、現在、石橋財団アーティゾン美術館副館長 1957年長野県生まれ。1987年シカゴ・コロンビア・カレッジ修士課程修了(写真専攻)。主な展覧会として、「わたしという未知へ向かって 現代女性セルフ・ポートレイト」展 (1991) 、「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展(2010)他。主な著作に『ジェンダー写真論 1991 - 2017』(里山社、2017)他。第51回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナーとして「石内都:マザーズ 2000-2005 未来の刻印」展(2015年)を開催。 |