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WAN書評セッション◇小林エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』
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| イベントURL: | https://balloonbomb.peatix.com/ |
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| 主催者: | 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN) |
| 主催者URL; | https://wan.or.jp/article/show/11466 |
| 開始日時: | 2024年11月06日 (水) 19時00分 |
| 終了日時: | 2024年11月06日 (水) 21時00分 |
| 会場: | オンライン(Zoom) |
| 会場URL: | |
| 連絡先: | info@wan.or.jp |
| 登録団体: | |
| パンフレット: | |
| 詳細: | 本書評セッションは、「銃後としての日本人女性の、第二次世界大戦時の加害性についてもっと考えを深めたい」という思いから企画されました。対象図書『女の子たち風船爆弾をつくる』は、秘密兵器製造に動員された女学生たちの“知られざる真実の物語”が、複数の声を響き合わせるように紡がれています。コメンテイターと著者の対話を通じて、銃後の軍国の母のみならず、女の子たちも、そしてどんな女性をも、加害と被害に巻き込む「戦争」システムの凄まじい暴力性について、ご一緒に考えてみませんか。 ■日 時 2024年11月6日(水)19:00~21:00 ■場 所 オンライン(Zoom) ■趣 旨 レビューの少女のような足もとが描かれ、「The Paper Balloon Bomb Follies」の文字が目を引く表紙。これは、目に見えないもの・放射能について様々に表現してきた小林エリカさんが、独自の丹念な調査に基づいて著わした歴史小説です。戦争に組み込まれてしまう女の子たちの人生を主観的に体験でき、結局今の私たちの状況と地続きであることを炙り出しているように感じられます。繰り返される「わたしは~・わたしたちの~」の文体に込められた思い、膨大な注・参考文献の持つ意味は何なのでしょうか。そして今、このように戦争の断片を丁寧に束ねようとする意図は? 全編を通して、平井和子さんの「危機に際して女性を差し出す国に生きて」(『占領下の女性たち』)という言葉が想起されます。また、木村朗子さんは「戦時下から2023年の現在までの時間を編み上げた壮大な叙事詩」と述べられ、上野千鶴子さんは「戦後第三世代、戦中派の孫世代になって、わたしたちは小林エリカというおそるべき語り部を得た」と評されています。これら魅力的な登壇者の方々のセッションから、たくさんのエネルギーをいただきたいと思います。 ■プログラム 開会の挨拶:上野千鶴子 1. コメント:木村朗子 2. コメント:平井和子 3. 著者からのリプライ:小林エリカ 4. 参加者との質疑応答 閉会の挨拶:上野千鶴子 ■お申込み方法 *Peatixからお申込みください:https://balloonbomb.peatix.com/ *受付期間:2024年9月7日(土)~11月5日(火) *ご参加の皆さまには後日アクセス情報をお知らせし、配布資料があれば事前送付いたします。(11月1日(金)予定) *お申込みの方のみを対象に、アーカイブ配信(後日配信)を予定しています。 ■参加費 ◇WAN会員(会員番号をお持ちで会費納入済の方): 原則無料 応援チケット:1,000円/ 2,000円/ 3,000円 ◇非会員: 応援チケット:1,000円/ 2,000円/ 3,000円 ■登壇者 【著者】 小林エリカ(こばやし えりか)〈作家・アーティスト〉 目に見えない物、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。 著書は小説『トリニティ・トリニティ・トリニティ』(英語版 「Trinity, Trinity, Trinity」翻訳Brian Bergstrom(AstraHouse刊)日米友好基金日本文学翻訳賞2022-2023受賞)『マダム・キュリーと朝食を』(第27回三島賞候補、第151回芥川賞候補)(共に集英社)他。コミックに“放射能”の歴史を辿る『光の子ども 1-3』(リトル・モア)。インスタレーション作品も国内外で発表し、主な展覧会は「りんご前線 — Hirosaki Encounters」(弘前れんが倉庫美術館)、「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」(国立新美術館)他。近刊は『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』(筑摩書房)と、音楽家寺尾紗穂との朗読歌劇作品にもなった『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋)。 http://erikakobayashi.com 【コメンテイター】 平井和子(ひらい かずこ)〈一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研究員〉 専門は、近現代女性史・ジェンダー史。1955年、広島市生まれ。 主著:『日本占領とジェンダー — 米軍・売買春と日本女性たち』(有志舎 2014)(山川菊栄賞受賞)、『占領下の女性たち―日本と満洲の性暴力・性売買・“親密な交際”』(岩波書店 2023)。共著:上野千鶴子・蘭信三・平井和子『戦争と性暴力の比較史へ向けて』(岩波書店 2018)など。 木村朗子(きむら さえこ)〈津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科教授〉 専門は日本文学。 著書に『紫式部と男たち』(文春新書)、『百首でよむ「源氏物語」』(平凡社新書)、『その後の震災後文学論』(青土社)他。 【開会および閉会の挨拶】 上野千鶴子(うえの ちづこ)〈東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長、一般財団法人上野千鶴子基金理事長〉 専門は、女性学・ジェンダー研究、セクシュアリティ、ケア。博士(社会学) 著著に『家父長制と資本制:マルクス主義フェミニズムの地平』(岩波書店 1990)、『近代家族の成立と終焉』(岩波書店 1994)、『ナショナリズムとジェンダー』(青土社 1998)、『差異の政治学』(岩波書店 2002)、『生き延びるための思想:ジェンダー平等の罠』(岩波書店 2006)、『女ぎらい:ニッポンのミソジニー』(紀伊國屋書店 2010)、『ケアの社会学:当事者主権の福祉社会へ』(太田出版 2011)、『ニッポンが変わる、女が変える』(中央公論新社 2013)、『「おんな」 の思想:私たちは、あなたを忘れない』(集英社 2016)、『女の子はどう生きるか : 教えて、上野先生!』(岩波書店 2021)、『フェミニズムがひらいた道』(NHK出版 2022)、『上野千鶴子がもっと文学を社会学する』(朝日新聞出版 2023)、最近著に『こんな世の中に誰がした?:ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために』(光文社 2024)、他多数。 【司会】 吉岡真理(よしおか まり) WAN会員 ■主 催 認定特定非営利活動法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN) WANフェミニズム入門塾第2期有志 ■お問い合わせ info-npo@wan.or.jp (件名を「【問い合わせ】書評セッション『女の子たち風船爆弾をつくる』」としてください) |
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