著者・編集者からの紹介
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佐藤瑞枝著『福田昌子とその時代――戦後改革期 女性国会議員の10年』 戦後、「女たちの国会」があったー◆佐藤瑞枝
2021.04.30 Fri
本書は、女性参政権を獲得して2回目の総選挙で国会議員となった福田昌子の足跡を辿りながら、戦後ほぼ10年間の「女たちの国会」を振り返ったものです。 戦後第1回の総選挙で39名の女性議員が誕生したことは、良く知られていますが、第2回の総選挙では、女性の当選者は15名と激減しました。産婦人科医であった福田昌子は、社会党から福岡選挙区で立候補…
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寺村絵里子編著『日本・台湾の高学歴女性―極少子化と仕事・家族の比較』(晃洋書房) ◆寺村絵里子
2021.04.26 Mon
日本と台湾は、ともに極少子化、晩婚・晩産化が進展し、社会状況においても似通った点が多い。一方で、女性活躍推進という面に目を向けると、日本は台湾と比較し男女間格差が依然として大きく、男女間賃金、就業継続、家事育児負担の面で顕著な男女差がみられる。 本書では、両国の大規模パネルデータの検証、インタビュー調査をもとに、高学歴女性の労働・家族…
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アイリス・ゴットリーブ『イラストで学ぶジェンダーのはなし』(野中モモ訳) ◆千葉 英樹
2021.04.22 Thu
本書はクィア作家でアーティスト、そしてノンバイナリー(自分を男女どちらの性別にも分類されないとする考え)を自認する著者が、歴史、科学、社会学や実体験を交えながら、ジェンダーにかかわる様々なトピックについてやさしく解説しています。 ジェンダーをめぐる基本用語集とその解説、歴史的な出来事や事件、デヴィッド・ボウイやセリーナ・ウィリアムズとい…
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木村絵里子・轡田竜蔵・牧野智和 編著『場所から問う若者文化ーポストアーバン化時代の若者論』 多様な「場」へ接近することで、若者文化のいまに迫る◆阪口幸祐(晃洋書房編集部)
2021.04.20 Tue
都市そのものの変容、インターネットやSNSの広まりというウェブ社会の発展とともに、若者文化もまた変化している。さらに、新型コロナウイルス感染症の流行は、街から人影を消し、こうした変化を加速させた。 急速にデジタル化・オンライン化が進むなかで、若者は、「リアルな場所」に何を求めているのか。従来の「都市の若者」から「若者」を語るという図式を…
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佐藤拓代編著『見えない妊娠クライシス』(松岡典子・赤尾さく美・姜 恩和・床谷文雄=著) 妊娠をも自己責任とする日本社会 女性の孤立と赤ちゃんの0日死亡をなくす ◆三輪ほう子
2021.04.15 Thu
「予期せぬ妊娠 保護すべきでは」――2021年2月22日、朝日新聞「声」欄に、こんな見出しがありました。 1月28日、高校生がトイレで出産し、赤ちゃんを殺害し逮捕されたとことが報じられました。その事件について「声」では、「私は、『なぜ?』という思いに駆られた。」と綴っています。 「必要なのは、逮捕ではなく保護されることではなかったのか。…
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坂爪真吾著『性風俗サバイバル 夜の世界の緊急事態』 コロナ禍の「夜の街」で働く35万人の女性たちに、何が起きたのか? ◆ 坂爪真吾
2021.04.07 Wed
二〇二〇年、夜の世界はかつてない危機に直面した。 新型コロナの感染拡大により性風俗店への客足が途絶え、働く女性たちは瞬く間に収入と居場所を失った。 v窮状を誰にも話せず、公的支援からも排除されたまま、孤立と貧困に苦しむ彼女たちを助けるために、これまで声を上げなかった人たちが声を上げ、動いた。 コロナ禍の世界で生き延びるため、夜の世界…
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ダニエル・J・レヴィティン著『サクセスフル・エイジング 老いない人生の作り方』(俵 晶子訳) 脳科学と性格分析の知見で健康寿命を20年延ばす!◆ 朝熊 浩
2021.04.07 Wed
「ある性格があなたの寿命を左右する」と言われたら信じますか? 脳神経科学者で認知心理学者の著者は、性格診断の世界標準である5因子「ビッグファイブ」のうち、寿命と相関関係が最も大きいのは「誠実性」だと言います。「誠実性」が高い人は、責任感があり、注意深く、実務能力が高いのですが、高齢者は若者に比べて誠実性が高い傾向があるので、歳を重ねること…
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