著者・編集者からの紹介
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加藤就一著『『ごめんなさい、ずっと嘘をついてきました。――――福島第一原発 ほか原発一同』 主人公は原発。容赦なく語られる恐怖の実態 ◆ 田島安江
2021.04.07 Wed
あなたは、原発について、どれくらい知っているでしょうか。 『ごめんなさい、ずっと嘘をついてきました。――――福島第一原発 ほか原発一同』は、原発についてのドキュメンタリー番組を作り続けてきた日本テレビディレクター、加藤就一さんの初めての著書です。日本各地の原子力発電所は言うに及ばず、チェルノブイリ、アメリカのスリーマイル島、原発をやめ…
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森川暁子編著『読売新聞「シングルスタイル」編集長は、独身・ひとり暮らしのページをつくっています。』 自分に「いいね!」を ◆森川暁子
2021.04.03 Sat
独身と、ひとり暮らしのお話が詰まった本です。もとになったのは、読売新聞で6年続く「シングルスタイル」という、ひとりのページです。55歳独身女性編集長(この本の編著者)が切り盛りしていて、すべてが当事者目線。だれも上から見ないぬるさが特徴です。 本は、シングルが気になるこよみやライフイベントをたどっていきます。年末年始の過ごし方、ひとり…
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今一生著『子ども虐待は、なくせる』 30年以上も失敗し続けている、子ども虐待防止策 ◆ 今一生
2021.04.02 Fri
日本の子ども虐待防止策は、30年以上も失敗し続けてきた。 『子ども虐待は、なくせる 当事者の声で変えていこう』(日本評論社)は、失敗の現実を浮き彫りにし、新しい虐待防止策を虐待サバイバーと共に作ろうと呼びかける本だ。 失敗のエビデンスは、厚労省の公表している以下の統計で十分だろう。 ●虐待相談の件数は1990年以来、30年間で約20…
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義江明子著『女帝の古代王権史』 皇位継承議論の前提をきちんと知りたい人のために◆山本拓
2021.04.01 Thu
打ち合わせ場所で初めてお会いした著者の義江明子先生が、自ら古代パートを担当され、昨年大好評を博し、社会現象にまでなった国立歴史民俗博物館の「性差の日本史」展について、「たくさんの女性たちや、男性たちまでもが見に来てくれて、時代は変わったと思った」と感慨深そうにおっしゃっていたことが今も印象に残っています。 皇位の継承については、いま…
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鈴木由利子著『選択される命ー子どもの誕生をめぐる民俗』 命の可視化と胎児観の変遷 ◆鈴木由利子
2021.03.24 Wed
自宅でお産をした時代を対象に民俗調査を行って20余年、既婚女性たちの切実な悩みは「産まれすぎる」ことでした。 子どもの誕生は、それを待ち望む者に大きな喜びをもたらしますが、その一方で、度重なる妊娠は女性や家族にとって日常の悩みでもあったのです。 中絶認可や確実な避妊が浸透したのは戦後のことで、それ以前の女性たちは、結婚後閉経に至るまで…
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井谷惠子・井谷聡子監訳『オリンピックという名の虚構:政治・教育・ジェンダーの視点から』 レンスキーによるオリンピック批判研究の初めての邦訳 ◆井谷惠子
2021.03.23 Tue
本書は、ヘレン・ジェファーソン・レンスキー(Helen Jefferson Lenskyj)によるThe Olympic Games: A Critical Approach(2020)を邦訳したものです。レンスキーは、1980年代からスポーツとジェンダー研究,スポーツとセクシュアリティ研究のパイオニアとして活躍し、トロントが候補都市とな…
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相馬直子/山下順子著『ひとりでやらない 育児・介護のダブルケア』 研究者の情熱が社会を動かしていく ――「育児・介護のダブルケア」研究の8年 ◆木村やえ
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ヴィルジニー・デパント著『キングコング・セオリー』(相川千尋訳) 仏でベストセラーのフェミニズム・エッセイ◆相川千尋
2021.03.22 Mon
2006年に出版され、#MeToo運動をきっかけに再注目された現代フランスを代表するフェミニズム・エッセイ『キングコング・セオリー』を翻訳しました。著者はフランスの女性作家ヴィルジニー・デパント。 本はこんなふうに始まります。 「私はブスの側から書いている。ブスのために、ババアのために、男みたいな女のために、不感症の女、欲求不満の女、…
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信田さよ子著『家族と国家は共謀する』 家族は、以心伝心ではなく、同床異夢 ♦︎ 岸山 征寛
2021.03.16 Tue
今回、この記事を書くにあたり、本書の企画相談をいつしたのだろうか?とメールをさかのぼっていったところ、2015年10月14日のメールにたどり着きました。企画相談から5年強かかり、信田さんの新書作品としては7年ぶりの新作となりましたが、コロナという禍を人が、社会が経験した2021年という時期に刊行できたのは良かったかもしれない、と改めて感…
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監修=八柳サエ 『別冊太陽『松井冬子──芸術は覚醒を要求する』』 きわめてフェミニズム的な作品集 ◆担当編集者 菅原 悠
2021.03.03 Wed
2011~12年に横浜美術館で開かれた展覧会も記憶に新しい、日本画家・松井冬子の待望の作品集が出来上がりました。 松井冬子について、「ちょっと怖い絵を描く人」というイメージが頭に浮かぶ人も多いかもしれません。しかし、作家がなぜそのモチーフを選んだのか、どのようにテーマを掘り下げているのかを知ると、その奥に、松井冬子ならではの深い思索…
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