「96」の検索結果
-
大田美和・著『かがやけ』 ◆大田美和(歌人・詩人、中央大学文学部教授)
2024.07.19 Fri
憤りと祈りの歌集 大田美和は、1980年代末に朝日新聞歌壇欄で全国の読者を獲得し、1991年に歌集『きらい』(河出書房新社)でデビューしました。その短歌は、見田宗介『社会学入門 人間の社会と未来』(岩波新書)や、北村薫『北村薫のうた合わせ百人一首』(新潮文庫)に多数取り上げられています。代表歌は「チェロを抱くように抱かせてなるものかこの…
タグ:女性文学
-
マリサ・G・フランコ(Marisa G. Franco)著、松丸さとみ訳『FRIENDSHIP 友情のためにすることは体にも心にもいい』 ◆日経BP 第1編集部
2024.07.18 Thu
いつでも、友達は人生を最高にする 大人になってから友達をつくることは難しいと言う人は多い。本当にそれって大人になってからだろうか? あなたには、子どものときから友達がいただろうか? この本の著者のマリサ・G・フランコは、いい友達関係を作れる人は、他人に安心を感じられ、信頼を持てる人だという。もっというと、オープンで、必要なことを臆せず…
タグ:本
-
2024.07.16 Tue
祐子先生が亡くなられた。漱石の『こころ』の冒頭に、「その人を常に先生と呼んでいた」「その方が私にとって自然だから」という箇所が出てくるが、祐子先生も私にはそういう存在だった。 そのうち京都へ出かけてまたお目にかかりたいと願っていたが、すでにお会いするのは難しいと聞いて落胆していたところだった。それにしてもこんなに早く訃報を聞くとは 。 …
タグ:西川祐子
-
久保友香・著『ガングロ族の最期:ギャル文化の研究』 ◆穂原俊二(イースト・プレス)
2024.07.08 Mon
ガングロはなぜ渋谷に現れ、そして消えていったのか!? 現在、メディアを席巻するギャル文化はどのようにして生まれたのでしょうか。 著者は、ギャル文化の中でも、90年代からゼロ年代にかけての渋谷に、 特異点のようにして現れた「ガングロ・ギャル」に着目します。 ガングロ・ギャルは、なぜ、突如現れたのでしょうか。 90年代、デジタル・テクノロ…
タグ:本