本
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サラ・アーメッド著 竹内要江・飯田麻結訳『苦情はいつも聴かれない』 ◆筑摩書房 第三編集室
2025.01.30 Thu
声を上げた人々は何を経験するか 組織内のハラスメント、性差別、人種差別に対して声を上げた人々は何を経験するか――。 本書では、大学に苦情を訴えた学生や教授陣など60名以上への調査をもとに、組織・制度・権力がいかにして苦情を阻止し無力化するか、そのメカニズムを解き明かします。 著者のサラ・アーメッドはフェミニズム理論、クィア理論、人種…
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2025.01.17 Fri
WAN女性学講座(女性学ジェンダー研究博士論文データベース担当)では、以下の通り、第9回WAN博士論文報告会を開催します。研究者だけでなく、皆様のご参加をお待ちいたします。 趣 旨 WANでは、性差別の撤廃・ジェンダーバイアス解消の課題認識を含む、または反差別の立場からセクシュアリティに関する新しい知見を生み出している博士論文の情報を収集…
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<書評>上野千鶴子著・チョウスンミ訳『ケアの社会学』<韓国語版> ◆池恩叔(ソウル大 比較文化研究所学術教授)
2025.01.07 Tue
よいケアはどのように可能なのか 日本を代表する社会学者であり女性学者の上野千鶴子の『ケアの社会学:当事者主権の福祉社会へ』(2011、趙スンミ・李へジン・孔ヨンジュ訳)が日本で刊行された年、私は東京で、父母を介護中の非婚者たちに関する現地調査をしていた。本を読んでいるとまれに著者に対する心の境界が解除され脳が連結されたような経験をする…
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堀川祐里 編著『労働環境の不協和音を生きる ――労働と生活のジェンダー分析』 ◆堀川 祐里(新潟国際情報大学 国際学部 准教授)