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映画評『ブラッド・パラダイス』 星薫子
2011.01.11 Tue
お気楽バックパッカーの臓器は狙われている 羽目を外した旅先でとんでもない災難に巻き込まれる、トラベル・サスペンス・ホラーとでも言いたくなる作品。人は非日常を求めて旅に出るけれど、こんな非日常なら真っ平ご免、心から家に帰りたくなるだろう。 アメリカ人バックパッカーのアレックスは、道中知り合った若者たち6人とブラジルを旅行していた。素晴らしく…
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新作映画評・エッセイ
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タグ:くらし・生活 / 身体・健康 / 映画 / 観光 / DVD / 星薫子
"ぶった斬り映画評” 『メッセージ・イン・ア・ボトル』 みるとるみ
2011.01.04 Tue
いくらなんでも展開に無理がありすぎ?! この映画は、仕事で行ったNYからの帰りのUnited Airlineの機中で、どうしても眠れない時間の暇つぶしのために観た。当時のボスが行きがけのフライトで観て「すごくよかった」と感動していたせいもある。結論から言うと、私のボスは間違っていた。 要は、ストーリーが凡庸かつ非現実的なのだ。亡き妻を忘…
タグ:非婚・結婚・離婚 / 映画 / 恋愛 / DVD / みるとるみ / 女と映画
映画評 『キューティー・ブロンド』 星薫子
2010.12.28 Tue
差別にめげない筋肉質な女子根拠があるのかないのか、未だに根強いアメリカの「金髪おバカ説」と「ブルネット知的説」。ニコール・リッチーなどのお騒がせセレブが反省イメチェンを図るときも、天然ブロンド→ブルネットというパターンが多い。ブロンドの受ける逆風がどれほどのものなのか、日本に住む私には知る由もないが、本作はブロンド差別で疎まれる女子の奮闘…
タグ:くらし・生活 / ファッション / 映画 / ジェンダー / DVD / 女と映画 / 星薫子
ぶった切り映画評 『エンドレス・ラブ』 みるとるみ
2010.12.14 Tue
歌は良かったのだけど… 恋もムードもブチ壊し?! 映画は、その内容と、テーマソングと、誰とどこで観たのか、という3つの要素が分かちがたく共鳴し合ったとき、忘れ難い感動的な人生体験となる。 「エンドレス・ラブ」は、この「共鳴」が見事にばらんばらんな、悲惨なものだった。 時効だから白状すると、まだボーイフレンドとも呼べない、お試し期間み…
タグ:性表現 / 映画 / 恋愛 / DVD / みるとるみ / 女と映画
”思い出の一本”映画評 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 星薫子
2010.12.07 Tue
母さんが父さんと結婚しないと……僕が生まれない!人生の「もし」を考えると、この世に生を受けることほど不思議で運命的なものはない。本作は80年代に一大ブームを巻き起こした青春SFムービー。マイケル・J・フォックス演じる高校生が、過去にタイムトラベルして未来の母親に言い寄られた時の、この心の叫び。映画は当時のカルチャー(スケボー!)がきらきら…
タグ:くらし・生活 / 映画 / DVD / 星薫子
”思い出の一本”映画評 『エアフォース・ワン』 みるとるみ
2010.11.30 Tue
ギリギリの限界状況でみせる決断力に脱帽言わずと知れたハリソン・フォードの名作。最初に観たとき、泣けて泣けて仕方なかった。それからしばらく、この映画の話を友達にしようとするたびに泣きそうになって、ちゃんと伝えられなかった。どこがそんなに泣けたのか。大感動シーンはまだほんの前半。機外に脱出したふりして地下の倉庫に身を潜ませたハリソンに、客室で…
タグ:仕事・雇用 / 映画 / DVD / みるとるみ / 映画と政治
“思い出の1本”映画評 『愛を読む人』 星薫子
2010.10.19 Tue
朗読する、それだけのことが、こんなにも恥ずかしい最近「朗読」って何だろう、と考える機会があり、ふとこの映画を思い出した。この作品では重要なモチーフになっている。ストーリーは、15歳の少年ミヒャエルが一夏の恋をした年上の女性が、実はナチスの戦犯だったというもの。数年後、法学生となったミヒャエルは被告 人席の彼女を見つける。次第に明らかになる…
タグ:セクシュアリティ / 映画 / 恋愛 / DVD / アカデミー賞 / 女と映画 / 星薫子
"思い出の一本" 映画評『めぐりあう時間たち』 みるとるみ
2010.10.12 Tue
I felt it was the beginning of happiness, but it WAS happiness. -幸せの始まりだと思っていたものは、幸せそのものだった As it is, -それを、そのまま to look it in the face -それを目の当たりにし to know -それを知り to accep…
タグ:仕事・雇用 / 非婚・結婚・離婚 / 映画 / ジェンダー / 働く女 / DVD / 主婦(専業主婦・兼業主婦) / アカデミー賞 / みるとるみ / 女と映画
”ぶった斬り”映画評 『沈まぬ太陽』 みるとるみ
2010.09.28 Tue
かねてから私は、おっさんという人種は、なぜつまんない出世競争に汲々としたり、あるいは仕事しなくていいからそこにいて、といった屈辱的な状況に 耐えてまで会社にしがみつくのか、誠に疑問に思っていた(実際私は、そういう姿をたくさん見て、ばからしくなって会社を辞めてしまったくちである)。同様 の意見をもつ脱サラ男性と一緒に「沈まぬ太陽」を見終わっ…
タグ:仕事・雇用 / 映画 / 女性に対する暴力 / DVD / みるとるみ
イベント情報
わたしたちの〈はて?〉~ 女性の生きづらさ はどこからくるの
11/24(日)10時00分〜
ウィメンズ・アカデミー in 明石 めざせ!女性リーダー
クレヨンハウス「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」第158回
働く女性の人権センターいこ☆る 秋の講座
11/24(日)14時00分〜
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