(2022年12月8日追記)
2つめのリーフレット「沈黙する『体育嫌い』の声を聴く セクシュアリティ視点から」が出来上がりました。性的マイノリティの声とともに、学校体育の問題点や改善のための試みをわかりやすくまとめています。体育・スポーツの指導に関わる方、これから関わる方、広く体育・スポーツとセクシュアリティに関心のある方に手に取っていただければという思いから作成しました。
PDFファイルをダウンロードできます。
また、授業などで使用される場合、50部程度を上限としてリーフレットの印刷物をお送りすることができます。「ジェンダー視点を中心に」「セクシュアリティ視点から」、どちらのリーフレットも同様です。(連絡先はPDFに掲載されています)
ご活用ください。
「沈黙する『体育嫌い』の声を聴く ジェンダー視点を中心に」というリーフレットを作成しました。
体育・スポーツに関心のある方々に広く考えていただくきっかけになればと、問題提起、体育嫌いの声、「体育嫌い」を考える視点(意見交換のために)、体育・スポーツのこれから、という4部構成にしました。
学校体育で嫌な経験をした人は多いように思うのですが、多くの人は「苦手な自分が悪い」「仕方がない」と、その思いや記憶を消し去ろうとしているように感じています。
生理についての不満も、最近になってようやく声が上がるようになったのではないでしょうか。メディアでも生理に関わる環境への不満が語られるようになり、声をあげやすくなったのかなと感じています。
体育の場合、生理で休むと減点とか、補充とか、掃除とか、いろいろ問題があります。
罰則のようなことをさせるのは、「水泳が嫌でサボるのを防止する」ためとか、聞くこともあります。
そもそも一般的な学校の水泳環境は不十分で、狭い更衣室、髪を乾かす間もない時間設定、体型が見える水着が嫌など、サボりたくなる環境も見直す必要があると思います。
A3表裏(二つ折り)の印刷物ですが、デジタルファイルでは、「体育嫌いの声」と「体育嫌い」を考える視点(意見交換のために)は内側の全面を使っています。
若い方々、特に体育・スポーツの指導者がジェンダー視点から体育・スポーツ・身体を考えるきっかけになればと願っています。
リーフレットはダウンロードしてプリントアウトできます↓。