「緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る検討会議での議論」に関する御意見の募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0
*薬局やドラッグストアで購入できる市販薬を「OTC医薬品」といいます。
また、医師から処方される医療用医薬品のうち、副作用が少なく安全性の高いものを市販薬(OTC医薬品)に転用(スイッチ)したものを「スイッチOTC医薬品」といいます。(全国健康保険協会HPより)
(1月29日追記)
関連Youtube:
◯BuzzFeed Japan 緊急避妊薬って安全なの?よくある疑問に産婦人科医が答えます 【出演】遠見才希子(産婦人科医、緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」共同代表)
https://www.youtube.com/watch?v=CT9hDTchP3U
・Twitter:https://twitter.com/emmi__chan
・緊急避妊薬を薬局でプロジェクト:https://kinkyuhinin.jp/https://www.youtube.com/watch?v=qyeCt1qYMHc
◯せやろがいおじさんのコネラジ第386回 「#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト」特別ゲスト 福田和子さん
https://www.youtube.com/watch?v=CT9hDTchP3U
(1月18日に①②追記)
①緊急避妊薬はどんなおクスリ?緊急避妊薬のスイッチOTC化パブコメを書くまえに「緊急避妊薬」のファクトをおさらいしてみませんか?

https://lit.link/kinkyuhininサイト https://drive.google.com/drive/folders/1RX6skUWjTSOtNr_1pPTWjq71W59RmqxX 緊急避妊薬知っておきたい8つのことPDFより

https://lit.link/kinkyuhinin#みんなでパブコメツールキットより
ある10代女性は、緊急避妊薬は、
胎児に害を与えないこと、
流産させる薬ではないこと、
を知らなかったと驚いていました。
みなさんも緊急避妊薬のファクトチェックブックPDF(「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市⺠プロジェクト」作成)を、読み直してみませんか。

Factcheck202109.pdf表紙(https://lit.link/kinkyuhininや、上のPDFアイコンかダウンロードできます)
↑Factcheck202109.pdfの中から、
以下のポイントに注目しました。(詳しい情報はPDFをお読みください。上にある「Factcheck202109.pdf」アイコンからダウンロードできます。緊急避妊薬を薬局でプロジェクトのサイト https://lit.link/kinkyuhininからもダウンロードできます。
7. 緊急避妊薬が容易に手に入ると避妊具の使用が減ったり、性感染症が増えたりするか?
緊急避妊薬が容易に手に入っても、性的活動が活発になる可能性との間には相関関係がなかった。(避妊されていない性交や性感染症のリスクは増えない)
WHO Fact sheet on the safety of levonorgestrel-alone emergency contraceptive pills (LNG ECPs)https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/70210/WHO_RHR_HRP_10.06_eng.pdf;jsessionid=82F64572D540F4225F47047B144CE6D6?sequence=1 いくつかの研究では、レボノルゲストレル 緊急避妊薬へのアクセスを容易にしても、性的もしくは妊娠のリスクのある行為は増加しないことが示されています。英国で行われた研究の結果では、若年層のレボノルゲストレル 緊急避妊薬に対する知識や手に入れやすさと、性的活動が活発になる可能性との間には相関関係はないことが示されています。さらに、レボノルゲストレル 緊急避妊薬 を使用したことのある 10 代の若者や若い女性は、緊急避妊を一度も使用したことのない方と比較して、性感染症のリスクは高くありませんでした。
8. 緊急避妊薬は繰り返し使用すると弊害があるか?
いいえ。緊急避妊薬は、同一周期でも安全に繰り返し使用することができる。
FIGO & ICEC Emergency Contraceptive Pills Medical and Service Delivery Guidance 4thEdition(2018)https://www.figo.org/news/emergency-contraceptive-pills緊急避妊薬の繰り返しの使用は非常に安全である。妊娠や安全でない中絶の潜在的な健康リスクに比べて、意図しない妊娠を防ぐために緊急避妊薬を服用することの方が、はるかに安全である。女性は必要に応じて何度でも緊急避妊薬を使用することができる。(略)緊急避妊薬 は有害な過剰摂取のリスクがなく、繰り返し使用しても効果が低下しないことを示唆するエビデンスがある。最近の研究では、1.5mg の LNG を月に 6 回まで使用することの有効性と安全性を調べており、副作用はなく、コンドームと同等の妊娠率だったことがわかった。以前に行われたいくつかの研究では、通常の、継続的な避妊方法としての LNG 緊急避妊薬 の使用は安全であることが示唆されていた。これらのデータは、女性が安全に何度でも必要なだけ LNG を使用してもよいという確実な根拠となる。
9. 緊急避妊薬は将来の妊孕性に影響を与えるか?
いいえ。緊急避妊薬は将来の妊娠しやすさ・妊娠しづらさに影響を与えない。
10.思春期の女子に緊急避妊薬へのアクセスをよくすると弊害があるか?
思春期の女子にとっても安全であり、むしろ思春期の子どもたちが特に緊急避妊薬を必要とする可能性がある。
14. 緊急避妊薬の提供には高度な産婦人科の専門知識を要するのか?
いいえ。緊急避妊薬を医学的管理下におく必要はない。医師によるスクリーニングは不要。
WHO Family Planning(2018)https://www.who.int/reproductivehealth/publications/fp-global-handbook/en/不必要な手順を省きましょう。女性は緊急避妊薬を必要なときに医療機関を受診することなく使用することができます。緊急避妊薬を服用する前に必要な手順や検査はありません。
FIGO & ICEC Emergency Contraceptive Pills Medical and Service Delivery Guidance4th Edition(2018)https://www.figo.org/news/emergency-contraceptive-pills
女性は無防備なセックスをしたかどうかを自分で判断することができるため、緊急避妊薬の使用前に提供者によるスクリーニングは必要ありません。臨床評価(妊娠検査、血圧測定、臨床検査、骨盤検査など)は必要ありません。ECP は、市販の非処方薬の提供に適しています。
15. 緊急避妊薬を処方するときには内診や妊娠確認などを行うのか?
いいえ。緊急避妊薬を医学的管理下におく必要はない。医師によるスクリーニングは不要。WHO や FIGO の推奨によると、医師によるスクリーニングは不要。
20. 緊急避妊薬の処方は 1 回につき一人一セットに限定すべきで、面前内服をさせることが望ましいのか?(風俗産業や犯罪組織への転売などの事例を防ぐため )
WHO は緊急避妊薬の提供の際に女性にとって不必要な手順を避け将来必要となるときに備えて、多めに渡しておくことや事前提供することを推奨している。
35. 本来、1 錠でいいのに何錠も買うことがあり得るのはいけないのか?
WHO は緊急避妊薬の提供の際に女性にとって不必要な手順を避け、将来必要となるときに備えて、多めに渡しておくことや事前提供することを推奨している。

②#緊急避妊薬を薬局でプロジェクトイベント事務局https://lit.link/en/kinkyuhininから
1/21、1/23イベントのお知らせです。
今回のパブリックコメントは、妊娠を防ぐ最後の砦 "緊急避妊薬"のスイッチOTC化(処方箋が必要だった医薬品を、薬局等で販売できるよう”スイッチ”=変えること)について、政府やスイッチOTC化の検討会に当事者の声を届ける最後のチャンスになるかもしれない、重要な機会です。
ぜひワークショップ、院内勉強会にいらしてください。情報拡散のご協力も、ぜひお願いします。
・1月21日(土):みんなでパブコメワークショップ
少人数の対面・オンラインでパブコメを記載するイベントの開催します。
まだ書けていなかった!学びながら、意見を共有しながらパブコメを書きたい!という方、是非ご参加ください。
-日時1月21日(土)18:30~20:00
-会場: SHIBUYA QWS 、オンラインも同時開催予定です
-詳細・お申込みはこちら:https://forms.gle/Kmf8FLcnoieCmpd39
※1月21日にTwitterにて「緊急避妊薬」のトレンド入りを目指します。Twitterアクションにぜひご参加ください!
・1月23日(月):院内勉強会
これまでの検討会議での議論を振り返りながら、当事者の目線に立った緊急避妊薬のスイッチOTC化を求める「〜締め切り1月31日! 緊急避妊薬OTC化パブリックコメント〜 私たちの声を届けよう!院内勉強会」を開催します。
-日時:1月23日 16:00~18:00
-会場:衆議院第一議員会館 多目的ホール
-詳細・お申込みはこちら:https://forms.gle/phEAi8c2bYonfHP1A
(イベント告知、ここまで↑)

https://wan.or.jp/article/show/10380から
(1月12日掲載↓)
「緊急避妊薬」に関するパブリックコメントの募集が始まっています。締切は2023年1月31日。
参考情報:
◯ポリタスTV 緊急避妊薬の市販薬化|是非を問うパブコメ開始|厚労省の検討会で何度も俎上に載りながら何度も拒絶されてきた緊急避妊薬の一般市販薬化。なぜ市販薬化は進まないのか|ゲスト:福田和子(1/11)
https://www.youtube.com/watch?v=Js2Gg2EdKYo(無料アーカイブ版です。情報を拡散いただけます。)
◯#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト のサイト
https://lit.link/en/kinkyuhinin
◯JOICEF のサイト https://www.joicfp.or.jp/jpn/2022/12/27/51586/
◯JOICEFサイトから パブリック・コメントってなに?かんたんパブコメガイド
PDF https://www.joicfp.or.jp/jpn/wp-content/uploads/2022/12/8aeac17395ecd2a760d00835565e06be.pdf
https://www.joicfp.or.jp/jpn/2022/12/27/51586/より
「緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る検討会議での議論」に関する御意見の募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0
*薬局やドラッグストアで購入できる市販薬を「OTC医薬品」といいます。
また、医師から処方される医療用医薬品のうち、副作用が少なく安全性の高いものを市販薬(OTC医薬品)に転用(スイッチ)したものを「スイッチOTC医薬品」といいます。(全国健康保険協会HPより)
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30082.htmlより転載↓)
「緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る検討会議での議論」に関する御意見の募集について
医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(以下「検討会議」という。)では、セルフメディケーションの推進に向け、産業界・消費者等の多様な主体から要望された成分について、スイッチOTC化の課題点及びその対応策を検討しているところであり、その中で、緊急避妊薬(レボノルゲストレル)に係るスイッチOTC化の課題点、その対応策等についても検討されております。
つきましては、「緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る検討会議での議論」について、広く国民の皆様からご意見を頂きたく、以下の要領で意見の募集を行います。忌憚のない御意見を下さいますようお願い申し上げます。なお、国民の皆様から頂いたご意見等を踏まえ、次回以降の検討会議で再度議論することを予定しております。
詳細につきましては、電子政府の総合窓口(e-Gov)(https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0)を御覧ください。
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