全国の公立高校で唯一、全日制の普通科の入試で設けられている都立高校の男女別の定員について都の教育委員会は来年度(令和6年度)の入試からすべて撤廃することを決めました。
参考記事:https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230913a.html
に日本女性学習財団 村松泰子 理事長 のコメントがあります。↓

「これまでは教育機会が男女で均等ではなく、女性のほうが不利となる実態もあった。都内の教育マーケットは複雑で、私立高校とのバランスを考えての対応だったとも言えるが、経済的な事情で都立にしか進学できない生徒は女子にもいるので、定員で差別するのは不平等だったと思います」

「対応が是正されることは歓迎しますが、遅かったのではないかという思いです。定員という枠組みそのものがようやく平等になるので、今後はさらに学校教育のなかで男女の役割といった無意識の男女差別がないか点検していくなど、中身の部分で変革していく努力が求められると思います」

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