
#私の声を消させない https://chottomatte.jp/watashi-no-koe から転載します。
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2023年8月29日に法務省から「離婚後共同親権についてのパブリックコメントの概要」が発表されました。
パブコメを実施してから半年以上に及ぶ長い空白期間を経て、やっとのことでした。
発表されたのは「概要」で、「原文」ではありませんが、8,000件を超える意見が寄せられたという中、法務省の「要約」は意見の内容を正しく反映したものとはなっていませんでした。
なぜなら、推定5,200件の慎重派個人の意見はほとんどが無視されたと同様の状態となっていることがわかったからです。
そのことから、法制審議会家族法制部会の審議において
・半年以上パブコメの結果を公表せずに離婚後共同親権の審議を進めてきたこと
・「パブコメにおける個人意見の3分の2が慎重派意見である事実」が論議されず、離婚後共同親権制度の導入に向けて拙速な議論がされていること
この2点を看過することは許されないのではないでしょうか。
これで実態に沿った法改正論議ができるはずはありません。
そこで、プロジェクトとして、「私の声を消させないキャンペーン」を企画しました。https://chottomatte.jp/watashi-no-koe

活動実態の確認ができない(HP等がない)団体の意見が、平均をはるかに上回る件数が掲載されているため、推進派意見が極端に多く見える結果になっていると言わざるを得ません。
個人より団体の意見が尊重された理由があるとすれば、それも明らかにされるべきです。
推進派意見が著しく偏重された結果の影響は以下の通りと考えられます。
① 多数決でないとはいえ、国民にパブコメ全体として推進派の方が多かったという誤った印象を与える。
② 目に触れる回数が多い意見の方がより意見形成に大きな影響を与えやすい。
③ 「パブコメでは賛成が多かったという誤った情報」が法制審の議論の前提となってしまう
私たちは、特に③の影響を看過できない深刻な問題として懸念しています。
#私の声を消させない キャンペーンにあなたの書いたパブコメをお寄せください。→https://chottomatte.jp/watashi-no-koe
「パブコメ概要」が8,000件のパブコメの内容を正しく国民に伝える内容であるとは言い難いのではないでしょうか。
法務省は未だにパブコメ全体の公表をしておりません。
そんな中、来年の通常国会に離婚後共同親権を実現する民法改正案が提出されようとしており、その強引で拙速な進め方に我々は強い疑問を感じています。
あなたのパブコメをご投稿いただき、より多くの人々にこの問題を知ってもらいませんか。
「#私の声を消させないキャンペーン」 はこちら → https://chottomatte.jp/watashi-no-koe
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