国際シンポジウム「家事・ケア労働のディーセントワークに向けた日仏の挑戦——家庭の中の労働者と利用者の連携(coalition)」 のお知らせ

フランスでは、家庭雇用主組織FEPEMという女性を中心とした組織が家事労働者の労働協約の適用、拡張を実現してきました。
その組織の代表と、訪問介護の労組と政策形成の関係を研究している政治学者の方に講演いただき、日本における家事・介護労働のフォーマル化の可能性について議論いたします。

日時:2025年2月22日(土)午後2時〜 5時(開場午後1時半)

場所:実践女子大学
(渋谷キャンパス)9階 カフェテリア
  (会場の使用の都合上、エスカレーターは使わずエレベーターで直接9階までお上がりください)

司会 :小谷幸(日本大学、専門:労働社会学)、伊藤るり(一橋大学名誉教授、専門:国際社会学、ジェンダー研究)

登壇:仏語報告は、日本語逐語通訳あり
1) イザベル・ピュエシュ(フランス個人家庭雇用主連盟・家庭雇用研究所・所長、専門:社会学)
「フランスにおける家事労働者の権利創出にむけた主婦の動員」
2) クレマンス・ルドゥ(ナント大学 法・政治学部 准教授、専門:政治学)
「国家の見えざる手?フランスにおける家事労働者と訪問介護ヘルパーをめぐる権利とナショナルレベルの主体間交渉」
3) 山根純佳(実践女子大学 専門:ジェンダー研究、再生産ケア労働)
「新自由主義に対抗するのは誰なのか」
(仮)

参加費:無料
主催:科研費基盤研究C(JP24K05233)「家事ケア労働のディーセント・ワーク実現に向けた利用者と労働者の連携の日仏米比較」(研究代表者:山根純佳)

後援:国際ジェンダー学会

事前申し込み:こちらから事前申し込みをお願いいたします。
bit.ly/41LzmS7
会場の準備上、事前申込みは2月20日(木)までにお願いします。

連絡先:山根 yamane-sumika@jissen.ac.jp