私は、お鍋にはちとウルサイんです。ウルサイけれど、一度気に入ったものはしつこく使います。

我が家にあるお鍋で、一番古いものは、18歳のとき下宿生活を始めたときにもらった島本製作所(SS)の両手鍋だったりします。(右図参照。ちなみに、鍋にはウルサイが、鍋磨きにはウルサクナイので、かなりお鍋はよれよれになっております・・・) 望んで暮らし始めた下宿は、4畳半におしいれ一間、トイレと台所は共同で、お風呂は銭湯へ、という男子禁制・門限10時という女子向き木造アパートで、冬ともなればどてらを着て、風呂敷に包んだ洗面器と石けん箱をもって、下駄をつっかけ近所の銭湯へ通うという、それはそれはレトロな暮らしぶりでした。 ああ、昭和だなあ・・・とはいえ、実は金ピカの1980年代のお話しでして、すでにワンルームマンションなんぞというものが学生生活の主流になり始めたりしていたんですが、ワンルームマンションよりもずっと濃密な友人関係が築けるのが女子向きアパートのいいところ。 毎日女子会!のそれはそれは楽しい下宿生活でした。 当時のこの両手鍋の活用法は、パスタをゆでつつレトルトカレーも温めるという、合理性を追求した使い方が定番で、私の得意料理(?)はカレースパゲティ♡という状態だったりしたのでした。 下宿を出て家族が多くなってパスタはもっと大きい鍋でゆでるようになったりしても、今度はミートソースをつくったり、豚汁をつくったり、ホウレン草をゆでたりするためにこのお鍋は活躍していたのですが、20年前くらいに鋳物鍋を買って、ホウレン草はほとんど無水で蒸すようになりました。 それでも、今でも豚汁はこのお鍋でつくりますし、ポテトサラダやコロッケのジャガイモをゆでるのにも重宝しています。 こうやってこのお鍋は30年間以上!使われ続けているのです。 島本製作所SSの製品ってすごいよなあ、お鍋が30年間もつんだもの。 と一方で心より感心つつ、しかしそんなに高くなかかったであろうこのお鍋が30年も買い換えてもらえなくっては、経営は大丈夫なんでしょうか・・・?とちと不安になったりもしています。 [tmkm-amazon]B000WL54SK[/tmkm-amazon]さて、鍋にウルサイ、一度気に入るとしつこく使う、そんな私が、今回おススメしたいのは、5年ほど前に買ったこれです。 WNFグルメプラス両手フライパン!という名前だったとは、この原稿を書き始めて初めて知りましたが、このお鍋の丈夫なことと言ったら、 すばらしいんです。 そもそもこのお鍋は、当時我が家で流行り始めたパエーリャをつくるために探したもの。 最初はパエーリャはパエーリャ鍋でつくっていたんですが、最初に買ったパエーリャ鍋が少々華奢で大食漢の家族sの胃袋を満足させられなかったので、一気にたくさんつくれる鍋が欲しい、ということで探したわけです。(ちなみにパエーリャ鍋の方は、今はチキンのオーブン焼きとか野菜のオーブン焼きをつくるのに活躍中です。) 容量が大きいというだけではありません。 熱伝導に優れ、まんべんなく火が通る。パエーリャの命(なのか?)であるところのお焦げも上手につくれます。 そして何よりも!お焦げをたくさん作ったパエーリャを金属の大型スプーンでこそげとっても傷がつかない! それでもとりきれなかった焦げ付きを金属たわしでごしごしやっても傷がつかずに、新品同様ぴかぴかになるんです!! 鍋磨きにウルサクナイ私にとっては、本当に愛すべきお鍋です。 [caption id="attachment_785" align="alignleft" width="300"] こんなになっても大丈夫。ごしごし磨いてもほとんど傷がつかずにきれいになります![/caption] オーブンにも直に入れることができるし、スキヤキにも活躍するこのお鍋。 あと30年は使えそうです。