2015.06.28 Sun
WANは いよいよリニューアル!そのリニューアル記念にとっておきふりま(フリーマーケット)製品をご提供!!と思っていましたが、
リニューアル・オープンの予定 がやや遅れ気味。それというのもリニューアルチームや各コーナーの担当者があれこれ最後の尽力を
してくださっているおかげです。成果をお楽しみに。
で、待ちきれないのでふりま大放出です。
ちづこバッグとは
今回はとっておきの上野千鶴子がプロデュースした「ちづこバッグ」を。
帯地でつくったポートフォリオ(書類入れ)です。バッグ・イン・バッグとして使えます。必要な書類を入れて、バッグからひょいと持ち出して、そのまま抱えバッグとして使えます。サイズはA4サ イズのファイルが入る大きさ。出し入れしやすいように、それよりよりいくらかゆとりをもってつくってあります。ていねいに裏地もつけて、ファスナーには 引っ張りやすいように根付けも。綴れ織りの帯地だと、裏地はいりません。適度な堅さとやわらかさ。まちも持ち手もない簡略さ。そのうえ、そのまま持っても品のある格の高さ。そして丈夫です。日本の帯はほんとに使いでがあります。
さて、肝心のお値段ですが…。一本の帯からとれるバッグは、4枚からマックス5枚。昔の帯ですから、 汚れも折りじわもありますので、どこをとるかでできる枚数がちがってきます。一枚一枚仕上がりのちがう1点もの。値段はとってもつけにくいのですが、今回 は1点5000円でご提供。半分のサイズのもとれましたので、大小セットで6000円でご提供いたします。
今回大放出!の11点
※商品番号の横に(売約済み)と記載してある商品はご注文いただけません。ご了承ください。
1 (売約済み)金襴の帯地。菱形模様がシャープで目立ちます。5000円
2 (売約済み)青色の地に金糸をからめた袋帯。
3 (売約済み)緋色の地紋のある綴れ帯。すてきな裏地がついています。
4 (売約済み)臙脂色の濃淡を織り出した綴れ帯。
5 大胆な格子柄の綴れ帯。小粋な町娘のよう。
6 (売約済み)なんと大胆な落葉模様の染め名古屋帯。
7 (売約済み)6と同じ染め帯、模様の出方が違います。5000円
8 (売約済み)6と同じ染め帯、模様が小さくなりますが、
9 (売約済み)朱色の織りの帯。織り地が豪華です。5000円
10 (売約済み)落ち着いた桃色の綴れ帯、下半分が横縞になっています。
11 (売約済み)金糸がからんで沈金のような色合いを織り出した亀甲文様の袋帯。
お申込み手続き
商品代金に加えて、管理費と送料込みで別途実費を500円を追加でお願いいたします。こちらは点数にかかわらず一律となります。申し込みは品物の番号を書いて以下へ。それから、送金先をご案内しますので、入金の確認をしてから発送いたします。
申し込み先:WAN東京オフィス tokyo-office@wan.or.jp
「ちづこバッグ」に興味を持たれた方はぜひ、こちらもご覧ください。
ちづこバッグの由来
ちづこバッグの由来は、海外生まれ。ニューヨークのアーチスト・マーケットから。ゴブラン織りの生地で、A4、A5、A6サイズのファスナーつき小物入れ がつくってありました。小さいサイズのポーチはどの方もあふれるぐらいいろいろお持ちでしょう。が、A4サイズはおや?このたっぷり感が気にいりました。 使ってみたら、やわらかさも大きさも使い勝手が抜群。手放せなくなりました。しょっちゅう旅行するわたしには、目的別に分けた書類入れが必須。複数の「ちづこバッグ」を活用しています。
(ニューヨークで手に入れたオリジナルポートフォリオ)
日本に帰ってから、母の若いときの帯を針仕事の得意な方にお願いしてつくってもらった第一号がこれです。幅が足りないので、とご自分で工夫して黒地の布を足し、裏地をきれいにつけてくださいました。どんなに愛用したことか!
☆発展型
その後、昔の帯や、古着やさんで入手したアンティークの帯などを、次々にプロデュースしてつくった試作品がこれ。持って歩くと、必ずひとの目を惹いて、うらやましがられます。帯地ってけっこう使い道に困るもの。結局、クッションかテーブルランナーぐらいにしか使えず、それだって目立ちすぎるので、そのうちし まいこんだままになっているケースが多いもの。バッグ・イン・バッグにすると悪めだちしないだけでなく、さっととりだしたときの意外性がうれしい。持って 歩くときの愛着も湧きます。
友人をそそのかして、眠っていた帯をバッグに仕立ててもらったり。沖縄の友人は鬱金染めの紬の帯を一枚仕立てにしてつくったバッグを、ネタ元は上野さんだから、とひとつ、分けてくださいました。別な友人は染め帯のお太鼓の文様部分だけをバッグに仕立てたとかで、1本から1枚しかとれない逸品もの。ぜいたくなことです。
☆仕立て
女の人は手仕事が得意です。いえ、手仕事が得意な女の人たちもいます(汗)。わたしは思いつきはするけれど、針仕事は苦手。「ちづこバッグ」の仕立てをお願いしたのは、その名も「手しごと屋豊橋」のおねえさまがた。ていねいに裏地をつけ、色合いに合わせてしゃれたジッパーを選び、ちいさなキモノ地の小物ま でつけてくださいました。ニューヨークで手に入れたオリジナル・バッグは、裏地もなくぐさぐさとミシンをかけただけのいいかげんな仕立てでしたが、日本の 女のひとの手仕事は、ほんとにきれいですねえ。
もともと「手しごと屋豊橋」のみなさまは、キモノ地の端切れでアクセサリーをつくっておられました。(わたしはいくつも仕入れて何個売ったことか!セールスレディと呼んでもらいたいものです。)その方たちにお願いしたら、快く引き受けてくださいました。
「手しごと屋豊橋」のバッグに興味を持たれた方は直接、「手しごと屋豊橋」にご連絡ください。
☆飛び火
今回の提供品のなかには、もうひとつ鳥取からの出品があります。鳥取で知的障害者の作業所、「十人十色」を主宰している岸本美鈴さんは和服フェチ。ご近所 のオバサマ方から、たんすに眠っていた和服が、次々にみすずさんの手元に集まってくるそう。そのなかに昔ふうの立派な帯が何本も!みすずさんに「ちづこ バッグ」をお見せしたら、さっそくやってみよう、となりました。この方、決断も行動も早いのです。WANのマーケットでは、すでに「ありがとうみそ」、「楽今日」、「十人十色ふるさとセット」を出品しておられますから、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
さまざまな由来と手仕事が詰まった「ちづこバッグ」、ご興味を持たれた方はぜひお買い求めください。
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