それは「女の本屋」から始まった!
日本で初めての女の本の専門店、松香堂書店を京都でオープンしたのは、1982年のことでした。この時から「ウイメンズブックス」を発行して、フェミニストブックの情報や、女性グループが出していたミニコミ誌を紹介してきました。また『からだ私たち自身』の日本語版や、『資料日本ウーマンリブ史』なども刊行しましたが、これらは女性のネットワークの力があって、はじめてできたことです(詳しくは『女の本屋の物語』で)。
その後、松香堂は、大阪府男女共同参画センター(ドーンセンター)内に移転、後継者に恵まれ、「ブックストアゆう」として、順調に次世代に受け継がれました。ところが、大阪府の方針により、撤退を余儀なくされることになったのです。そこで、「女の本屋をなくしたくない」という強い思いを抱いた女性たちが集まり、継続する方法をめぐってあれこれ思案しました。
急速にIT時代へと変化しているときで、webの世界では、既に様々な情報が氾濫していましたが、女の情報発信はいかにも少ない状況でした。WEB世界がますます大きく拡がっていくことを視野に、女の本の情報を含めた、さまざまな女性情報をwebサイトで発信していこうということになりました。
NPO法人WAN(ウィメンズ・アクション・ネットワーク)と女性情報サイトWANの誕生
サイト運営の主体として、特定非営利活動法人ウィメンズ・アクション・ネットワークが正式に認証されたのが2009年5月19日。同年5月31日に、法人の設立総会と、記念の設立のつどい「ウエブがつなぐ女たち」も開催しました。
WANのサイトもこの日、同時に発足し、設立の集いに参加された皆様に初めて画面が紹介されました。全てが、多くの方々の物心両面にわたるサポートに支えられての出発でした。
サイトはその後、リニューアルを重ねて現在の姿になり、日々、情報発信を続けています。また、2013年2月には「認定」特定非営利活動法人格を取得し、京都事務所に加えて、東京事務所・名古オフイスもスタートしました。おかげで全国にまた世界にWANサイトの読者は拡がっています。定款はこちらから。
(中西豊子 2013年8月記)
慰安婦
貧困・福祉
DV・性暴力・ハラスメント
非婚・結婚・離婚
セクシュアリティ
くらし・生活
身体・健康
リプロ・ヘルス
脱原発
女性政策
憲法・平和
高齢社会
子育て・教育
性表現
LGBT
最終講義
博士論文
研究助成・公募
アート情報
女性運動・グループ
フェミニストカウンセリング
弁護士
女性センター
セレクトニュース
マスコミが騒がないニュース
女の本屋
ブックトーク
シネマラウンジ
ミニコミ図書館
エッセイ
WAN基金
お助け情報
WANマーケット
女と政治をつなぐ
Worldwide WAN
わいわいWAN
女性学講座
上野研究室
原発ゼロの道
動画






