2011.03.25 Fri
パソコンを習い始めた。習いに行くのは、初めての経験である。今まで、全く、手探り状態で使ってきた。パソコンに触り始めたのは、結構早い。90年代初めの頃からだろうか。当時のOSはMS-DOSで、コマンドを入力して使っていた。さらに、パソコン通信などもひょんなことからやり始めて、当時の取得範囲で、海外の女性情報なども取り寄せていた。もちろん文字情報だけで、現在のインターネットとは比ぶべくもない。
当時から、何かわけのわからない機械をおそるおそる触っている感が否めなかった。ウィンドウズが普及して以来、私も周囲の人たちと同様、その便利さに大喜びして多用するようになった。まわりにもPCを使わない人はほとんどいない、という状況になってきた。が、それでも私は、わけがわからないまま、使っている感じを持ち続けている。
それで、パソコンを習いたい、とずっと思っていた。が、ワード、エクセルを教える、という講座はたくさんあるが、それらは、何となく使えているので、行く気になれない。近所のNPOがやっている講座で、パソコンを総合的に教えるというようなコースがあったので、聞いてみたら、タイピングから練習すると言う。昔、英文タイプをやっていたので、それは不要だろう。
というようなことで、なかなか思うような講座はないものだと思っていたら、私のニーズにぴったりの講座を見つけた。つまり、どういうニーズだったかと言うと、早い話、私はパソコンの中を開けて見たかったのだ。パソコンがどうして動くのか、それを知りたかったのだ。
世の中には、自分でパソコンを作ってしまう人がいる。私の近親者にも、そういうオタクがいる。彼の部屋に行くと、筐体の裏蓋を開けたままのパソコンが駆動していたりする。「埃が入るから、閉めておかないといけないんだけど」と言いながら、自分の組み立てた箱の中を飽かずのぞき込んでいる。いいな、何がなんだか、わけがわかっているっていいな、と、ずっと思っていた。が、自分には縁がないと思っていた。
でも、そのPCの中身がどうなっているか、教えてくれるというのだ。もちろん、飛びついた。講座に通い始めた。が、自作するのは、ちょっと敷居が高かった。まだまだ、私のような「ひよっこ」には無理だ。いろいろ、わけがわかっていないと、パーツを集めるのも至難だ。
で、ふと、思い出した。私の机の下には、ウィンドウズ98のデカイ本体がまだひそかに存在している。HDに保存したデータを処分しきれず、なんとなく、未練たらしく置いている。そのケースを開けて、中のHDを取り出し、外付けHDにしてしまおう、そうすればあんなおっきな筐体を置いておかなくても、HDだけ残してデータを保存しておけばいいのだ。
というわけで、タワー型のでっかい筐体からHDを取り出し、外付けに変える、という作業をします。とりあえず、60の手習い、自分で初めて作業をするので、その過程をレポートします。私と同じくらい、パソコンが遠い存在の方には、お役に立つかも、と期待しながら。但し、パソコンのことをよく知っている「通」の方は、ここから先は読まないでください。(絶対、鼻で笑われる。)あ、それとも、お読みいただいて、私が思い込みで間違っているところとか優しく御指南いただく方が得策かも、、、。
で、パソコン製作レポートを当初は目論んでいましたが、パソコン解体レポートになっちまいました。(トホホ) パソコン解体に奮闘する私の姿、いや、私に奮闘されるパソコンの姿をこれから紹介していくことにします。
この子です。↓
カテゴリー:パソコン事始
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