上野研究室

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京都のひろいもの  ちづこのブログNo.5

2011.05.27 Fri

5/21のWAN総会とシンポジウムのために京都へ行ったときのことです。

自宅を早めに出たら、二本も前の新幹線に乗れました。京都についても時間があったので、つい地下鉄に乗りました。四条烏丸駅で降りて、エスカレーターが満員だったので、それを避けて階段を上がったときのことです。

地下鉄の階段、一段おきに、こんな標語が書いてありました。

「階段のぼるに勇気はいらない」

「筋力使ってダイエットにも効果的」

「人はエスカレーターという偉大な発明をした」

「だが、階段のほうがもっとえらい」

「なぜなら世界中どこでも使えるから」

階段の段差は目の高さにあります。その標語が段毎に変わっていきます。

「世界でいちばん長い階段は・・・段」

「日本でいちばん長い階段は・・・段」

「それにくらべればこのくらい」

「あと何段・・・」

正確な記憶ではありませんが、こういうような標語が次々に目の前にあらわれます。

「階段あがってくれてありがとう」

「よくがんばったねえ」

そして段の横には、そこまでに消費したカロリーの数値が書いてあります。

階段を上りきった最後に出てくるのがこれ。

「燃え燃えプロジェクト始まる」

「若手職員増客チーム燃え燃えチャレンジ」

「詳しくは交通局ホームページへ」

いやあ、京都の地下鉄はん、粋なこと、しはるわあ。

早起きしたから、新幹線をくりあげたから、地下鉄に乗ったから、見つけた京都でのひろいもの。

早起きは三文のトク、でした。

 

(注)ちなみに京都市交通局HPによれば「燃え燃えプロジェクト」とは以下のようなものでした。

京都市では「京都市地下鉄5万人増客推進本部」の下部組織として地下鉄・市バスの増客を目指して,昨年10月に19名の公募職員で「若手職員増客チーム」を立ち上げました。

「燃え燃えチャレンジ」班は,地下鉄5万人増客に熱く燃える庁内公募の6名+このプロジェクトに協力していただける方で構成されており,熱い情熱と柔軟な発想で地下鉄・市バスの乗客増に向けた取組(燃え燃えプロジェクト)を交通局と共に次々と展開します。

 

そのうえ、太秦萌(うずまさ・もえ)というオリジナルキャラクターまでありました。

追伸:写真アップロード成功!初チャレンジ。

 

 

 

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タグ:くらし・生活 / 上野千鶴子