アートの窓

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<展覧会>「パブリック・ポリシー」@3331 Arts Chiyoda

2011.10.13 Thu

2011年09月01日(木)から3331Arts Chiyoda B1Fで「パブリック・ポリシー」が開催中です。

インド・ミャンマー・マレーシアの参加アーティストが、パブリックスペースの在り方を問いかけながら参加型パフォーマンス、ワークショップ、展覧会を開催します。

「今回のテーマは公共(パブリック)です。私たちは毎日公園、広場、駅、街、様々な公共空間/パブリックスペースを大勢の人たちと共有し、行き来しますが、私たちはこのパブリックスペースに対してどのような意識を持っているのでしょうか。またどのように理解し、どのように利用しているのでしょうか。

パブリックスペースのパブリックは人のことなのか、当局のことなのでしょうか。規則と条件によって構成されているのか、それとも自由と表現で構成されているのでしょうか。パブリックスペースに対しての私たちのポリシーとは何でしょうか。

 ディスロケイトは地域(ローカリティ)におけるアートとテクノロジーの可能性を探索する毎年開催されているプロジェクトです。今年はミャンマー、インド、日本のアーティストが協力し合いながら、パブリックスペースを創造的な観点から考察して行きます。ミャンマーにおけるよく知られている制約、日本の一見秩序ある法規、インドの色彩とカオス。それぞれの国のパブリックスペースの状況・概念は異なります。しかし、こうした定義はパブリックの均質性を前提としていますが、実際にこのような単一体は存在せず、多数のパブリック、多様な状況があるのが現実です。本プロジェクトではアートの力で、私たちのパブリックスペースへの想像力の拡張と、パブリックスペースの多様な可能性を反映させて行きます。」

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今週末(10/15,16)は、滞在中のインドのアーティスト、プライアス・アビナブさんがトークとワークショップを開催。

○10月15日(土) 18時〜20時 アーティストトーク
3331 Arts Chiyoda BF B112
レジデンスアーティストのプライアス・アビナブは2週間ディスロケイトの「パブリック・ポリシー」というイベントにおいて東京、秋葉原の公共空間、パブリックスペースを研究しています。このアーティストトークでは都市空間の在り方を問いながら、パブリックスペースの新たな可能性に目指していきます。                                 
○10月16日(日)13時〜16時 ワークショップ
「秋葉原のフィクション化」
3331 Arts Chiyoda BF B112
都会では標識、所番地、地図など様々なシンボルを通して空間を指図します。しかし、特に言語や文化が違う場合、よく人知に頼ることが必要です。都市空間の表示より因習や習慣に頼ることが多いでしょうか。20世紀から都市空間が人間の自然生息地となり、様々な戦略を通してこのコンクリート原生地域をナビゲートすることになりました。このワークショップでは新たな戦略を利用し、新たな語彙を通して秋葉原の街を探究していきます。

 

都市空間の記号を分析しながら、より感覚的にこの空間を体験し、個人的、共通的、一時的、公共的、様々なレベルで秋葉原のリアリティとフィクションに浸透してみます。このワークショップでは交通標識・生態学・ストーリーテリングという三つのテーマを中心として秋葉原を新たな目で見ようとします。

 

○10月23日(日)13時〜16時 ワークショップ
「School bus: station #urban」
3331 Arts Chiyoda BF B112
ネット上で東京とバンガロールのクリエーターたちを結びつけ、お互いのコンテキストについていろいろ話し合いながら、どのように違う地域とのコミュニケーションを促進することができるかということを議論していきます。ネットワークを構築することで、パブリックスペース・地域性をテーマとして様々なスキル、経験、視点、ローカルな知識を共有しつつ継続的なダイアログ・コラボレーションを検討します。

 

(gaap)

カテゴリー:おすすめ情報

タグ:アート / パフォーマンス / ジェンダー / ディスロケイト / 公共空間 / パブリック・ポリシー / パブリックスペース / ワークショップ / 3331Arts Chiyoda