2016年6月1日策定　同年10月１日改定　2017年1月18日改定　 2018年2月26日改定　2024年9月17日改定
一人ひとりの大切な寄附金を、女たちの活動支援のために生かします。

１　目的 　　
全国各地で活躍する女たちの活動を資金面から支援します。
応援したい人と、資金を必要とする人（団体）とを、ＷＡＮがつなぎます。
活動の成果を女たちが共有できるよう、ＷＡＮを通じて発信します。

２　助成対象
ＷＡＮの趣旨・目的 に合った活動、ジェンダー平等の社会の実現のための女（たち）の事業・活動に 対して助成します。

３　応募資格
①　ＷＡＮの正会員であること。
　ア　団体である場合、法人格は問いませんが、代表者もしくは代表者に準じる者が正会員であること。ＷＡＮの目的・活動に賛同し、ユーザー登録および団体登録をしている団体であること。
　イ　グループ（実行委員会等）の場合は、代表者もしくはそれに準ずる者が正会員であること。
　ウ　申請者が個人の場合は、申請者本人がＷＡＮの正会員であること。
②　活動の報告・成果等をＷＡＮのウェブサイトで公開が可能であること。
③　政党、政治団体（候補者等を含む）、宗教団体、自治体、自治体の外郭団体、公益法人、 認定NPO法人、営利目的の企業・団体・個人、大学等の教育機関の応募は不可とします。

４　助成額・助成対象・助成方法
①　1件あたり、上限を５０万円とします。 同一期の重複助成はできません。
➁　助成事業の実施に直接必要な経費のみを助成対象とします。
　　経常費（申請団体の構成員や申請者個人の人件費、事務所賃料等）や資産となるもの（パソコン、撮影器財等）は、原則として、助成対象外とします。
③　申請額の全額ではなく、一部の助成とすることがあります。
④　助成金は、事業を実施後に、「ＷＡＮ基金助成金事業報告書」の審査をへて、交付します（後払い）。

５　応募方法
①　毎年、３月１日および９月１日を締切日とし、締切日の翌日から次の締切日までを応募期間とします。
➁　同様の事業での複数回の応募も可能とします。ただし、継続の場合は、前回の助成事業および報告書の提出が終了していることが必要です。
➂　締切日までに、以下の「ＷＡＮ基金助成金申請書等」を、ＷＡＮ基金運営委員会事務局宛てに、メールで提出してください。

ＷＡＮ基金助成金申請書等
⑴　WAN基金助成金申請書　
⑵　事業計画書
⑶　収支計画書
⑷　申請団体・グループの概要、個人のプロフィール

※　団体の場合は、定款または規約、事業実施年度の全体の事業計画書及び予算書を添付 してください。グループ（実行委員会等）の場合は、規約（目的・合意事項）および 構成団体、メンバーがわかる名簿を添付してください。

※　書式は、以下よりダウンロードしてください。


６　選考方法
①　書類選考とします。
②　書類審査を通過した申請者には、直接ヒアリングをすることがあります。
③　選考は、ＷＡＮ基金運営委員会が行います。
④　公的支援等を受けにくい、財政規模の小さい団体を優先します。
⑤　他団体から助成金等を得ている事業には、原則として、助成しません。

※　他団体からの助成金等を予定している場合は、申請書に明記してください。ＷＡＮ基金交付決定後に、他から助成金等を得た場合にも、必ず申告してください。
※　審査の経過及び合否の理由等についてのお問合せには、応じられません。

7　助成決定通知
①　申請者には、締切日から２ヶ月以内に、合否の決定と助成額を通知します。
　　通知は、電子メールにてお送りします。
②　「交付の条件」を付することがあります。
③　助成決定の通知を受け取った申請者は、通知日より２週間以内にメールで、受諾または辞退のいずれかを通知してください。

８　事業の実施と報告等の義務
①　原則として、助成決定日から１年以内に助成事業を終了してください。
②　助成事業を中止する場合は、すみやかに中止を届出てください。
③　助成事業の内容を大幅に変更する場合は、すみやかに届出て、承認を得てください。
④　助成事業が終了したら、事業終了の日から２か月以内に、以下の「WAN基金助成金事業報告書等」を、ＷＡＮ基金運営委員会事務局宛てに、メールで提出してください。

WAN基金助成金事業報告書等
⑴　WAN基金助成金事業報告書　
⑵　事業報告書
⑶　収支報告書
⑷　WAN基金助成金交付請求書
⑸　助成対象経費の領収書

※「事業終了の日」とは、事業実施期間の終了日ではなく、事業自体の終了の日のことです。
※　書式は、以下からダウンロードしてください。


⑤　「WAN基金助成金交付請求書」「助成対象経費の領収書」については、メールでの送付に加えて、原本を下記まで郵送してください。

※　郵送先　 〒180−0006　東京都武蔵野市中町 1−11−16−2701　ＷＡＮ東京オフィス

⑥　助成事業の成果を、事業完了後２か月以内をめどに、WANウェブサイト上に発表してください。 動画、写真、文章等、成果発表の方法は問いません。
⑦　助成事業に関するチラシ、プログラム、冊子等や、事業の告知や報告等を行うウェブサイトには、「ＷＡＮ基金から助成を受けた事業」である旨及び下記ロゴマークを明記してください。
⑧　助成決定通知に記載された「交付の条件」を全て満たしてください。

※　ロゴマークは、以下からダウンロードしてください。　

9　仮払いの申請
①　やむを得ない事情がある場合、助成金の仮払いを申請することができます。
➁　仮払いの必要が生じた場合は速やかに、仮払いを必要とする経費の費目、金額および支払先 、必要とする理由を明記した「仮払金申請書」、「仮払金請求書」をＷＡＮ基金運営委員会宛に、メールで提出してください。
　書式については、事務局にお問い合わせください。
③　仮払いの申請を受けた日から1月以内に、仮払いの可否をメールで通知します。
④　申請額の全額ではなく、一部の仮払いとすることがあります。
⑤　仮払金は、「仮払金請求書」記載の口座に送金します。

※　経理の都合上、仮払いの決定から送金まで、20日～50日かかります。

10　増額の申請
①　予定外の支出が発生し支出が助成決定額を上回る場合、増額の申請をすることができます。ただし、助成金総額は上限の５０万円を 超えることはできません。
②　上記①の場合、速やかに、経費を変更する費目、金額および支払先、増額の理由 、増加額等を明記した「ＷＡＮ助成金変更申請書」および「（変更）ＷＡＮ基金助成金収支計画書」を、ＷＡＮ基金運営委員会宛に、メールで提出してください。

※　書式については、事務局にお問い合わせください。

③　変更の申請を受けた日から1月以内に、増額の可否をメールで通知します。
④　申請額の全額ではなく、一部のみの増額とすることがあります。

11　延長の申請
①　やむを得ない事情がある場合に限り、事業期間の延長を求めることができます。
②　申請書に記載した事業期間内に、延長を必要とする理由、延長を求める期間を記載した 「ＷＡＮ助成金延長申請書」およびその時点までの事業実施状況がわかる「中間報告書」を 提出してください。
③　延長の可否はメールで通知します。

※　書式については、事務局にお問い合わせください。

12　助成金の交付
①　助成金は、助成決定額の範囲内で、実際に支出された実額を支払います。
②　助成金の交付を受けるには、「8．事業の実施と報告等の義務」を全て果たしていることが必要です。
③　「8. 事業の実施と報告等の義務」を果たしているか、「ＷＡＮ基金事業報告書等」の提出後に、WAN基金運営委員会が審査します。
④　審査結果は、「ＷＡＮ基金事業報告書等」の提出後１か月以内に、メールで通知します。
⑤　助成決定額の全部、または一部を不交付とする場合があります。
⑥　交付を決定した場合、助成金を「ＷＡＮ基金助成金交付請求書」記載の口座に送金します。

※　経理の都合上、交付決定の日から送金まで、20日～50日かかります。

13　助成決定の取消、助成金の清算、返金
①　助成事業が助成対象事業に該当しないことが判明した場合、申請書等への虚偽の記載が明らかとなった場合、法令違反が認められた場合、その他、申請者に著しい背信行為が認められた場合、助成決定を取消します。
②　助成決定の取り消しは、ＷＡＮ基金運営委員会が決し、申請者に対しメールにて通知します。
③　仮払いを行っていた場合は、仮払金の返還を求めます。
　　助成金支払後の場合は、助成金の返還を求めます。

ＷＡＮ基金運営委員会
ＷＡＮ基金運営委員会は、下記の者によって構成します。
　　委員長　　養父知美　　（ＷＡＮ理事　弁護士）
　　委　員　　上野千鶴子　（ＷＡＮ理事長）
　　委　員　　櫻井みぎわ　（WAN理事　弁護士）
　　委　員　　泰間妙子　　（WAN会員）
　　委　員　　和田享子　　（WAN理事）
　　委　員　　渡邉愛里　　（WAN理事　行政書士）

ＷＡＮ基金運営委員会 連絡先
事務局・メールアドレス　 wankikin2018@wan.or.jp
郵送先 〒180−0006　東京都武蔵野市中町 1−11−16−2701　ＷＡＮ東京オフィス

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※　ＷＡＮ助成金交付要綱について、不明の点は、事務局までお問い合わせください。