3月8日のウィメンズ・マーチ東京は、朝からあいにくの雨でした。去年の参加者が300人だというので、それよりも少ないだろうなと思っていたら、なんとその倍を超える参加者(主催者発表で750人)がいたそうです。素晴らしい!

私はレインコートの完全防備でしたが、透明傘に、テープで#Me tooや#We tooのデコレーションの方が多数。ポスターを貼ったり、なかなかナイスアイディア。私も若いひとたちに、その場でやってもらいました。嬉しい。ありがとう。

プラカードは、皆さん思い思いのものを。iPadを使っているひとは、夜なのでとても目立っていました。なるほど来年は、真似したい。あとは、英語のプラカードをつくってもよかったなということ。なぜなら来ているプレスが、外国の方ばかりだったからです。

外国人のカメラマンや記者さんはとても目立っていて、至る所にいたのに、日本のマスコミ取材はあまりみかけなかったです。NHKのハートネットTVで映像が流れたそうですが、翌日のニュースでは、アメリカ、スペイン、フランス、韓国のデモの紹介がなされたのに、日本の動きは取りあげられなかったそう。どうして? 残念です。

参加者は、女性だけではなく、男性も。また外国人のかたの姿も目立ちました。確かに私も、ニューヨークの在外研究時には、イラク戦争反対デモに参加したり(参与観察したり)したなぁ。海外旅行の思い出作りにもよいものです。でも海外では、気軽にデモやパレードに参加する文化もあって、参加すること自体が楽しいことになっているのも、大きい気がします。ぜひ来年は、渋谷のハロウィンに練り歩く若者たちは、マーチにも来てみてもらいたいです。

あげられたプラカードも、女性議員の数を増やして欲しいというパリテから、非正規雇用の問題、保育園問題、共同養育支援法(親子断絶防止法)反対、リプロダクティヴ・ヘルスやライツ、SOGIハラ(性的志向や自認に対する差別)反対、詩織さん応援など、本当に書ききれないほど多岐にわたっていました。

実は私、今回wanの撮影デビューしたのですが、延々と鞄のなかを写したり(涙)、反省点も多数。来年は、マーチの準備の様子や、皆さんのいいたいことなど、じっくり撮らせてもらいたいな。

外国からマーチに参加してくれていて、声掛けでも目立っていた若い男性たちのインタビューなども撮影班は行いました。アップされるのを楽しみにしていてください(写真 撮影永野眞理)。

スライドショーもあります。以下の記事からご覧ください。
https://wan.or.jp/article/show/7742