・おじ様たちの本音が聴ける、レアな機会でした。しかしなぜ、男性はこれ程までに妻と話さないのでしょうか?文化でしょうか?
・驚いたのは、酒井さんを除いてほぼ皆さんが山折さんの思想に共感してること。少し、びっくり。発表後の討論は有意義でした。
・自分のこれからの生き方、妻も巻き込んでもう一度、じっくり向かい合います。
・女性と男性の、死や介護等に対する差を改めて感じました。男はロマンチスト(妄想家)であり、女はリアリストです。
・このゼミに男性がこんなにたくさんいらっしゃるのを初めて見ました。コメンテイターとして参加されるのは、さぞ勇気が要ったことと思います。立教で上野ゼミをとっていらっしゃること自体、世の男性とは一線を画した意識をお持ちの方々です。勉強になりました。
・一人一人に突き付けられた事柄ですから、本音で語ることしかない、そこが正直に出た話し合いでした。
・臨終に立ち会えなかった悔いを持っている。独りで逝かせた悔いです。
・「看取られない死は不幸なのか?」という問いかけは、本当に私が思っていたことでした。周りの人がいるからそのことは言わないできましたが、私は看取れないことがあっても、後悔は無いです…今までやることはやってきた、との想いがあるので、死に間に合わなくても後悔は無いです。
・男として老後の想像がまだできていない。妻が常に面倒を見てくれていることを、当たり前に思っているのだろう。上野さんは「ブルータス、お前もか」で消化不良になっているのではないか。読者の私は、消化不良である。
・「愛する人の死に立ち会いたいか?」夫の場合は、一緒に生きた時間が長いので立ち合い「さよなら」は言いたいです。来世一所になりたいとは、思いません。
・個人的には、どのような最期を迎えても、選択しても、正しい・正しくないというものではなく尊いものだと感じています。自分の死に際は独りでOK、というスタンスです。
・死ねば物質に帰すると思っていますが、人の記憶の中には存在しているでしょう。それがすべて無くなれば自然にその人はフェイドアウトしていく。
・最後の質問のお答えで開眼しました。単にノウハウを知らないだけである。気が楽になりました。準備を進めねば、と考えた所でした。
・思想としての「ひとり」と実践的な「おひとりさま」は、私を含めて、すべての人が考えなければいけないと思った。「死にゆく人はさみしい」、思いもよらなかった。「死にゆく人」のさみしさは、やはり、その人だけのものであろうと思う。介護・育児について、家族の中でも女性、妻、嫁、娘が担うことが疑問だった。
・初めての参加でしたが、男性の立場、女性の立場からの発表が興味深かったです。
・私は死んだら、風になります。死にそうな病の時、そう考えることによって気楽になりました。老衰は、いつ死ぬか予想しにくいです。ついていられません。
・死がこわくても、さみしくても、何でも、どんな気持ちになっても、いいのだと思います。その時になってみないとわかりません。
・大人の男女の死生観、夫婦間など本音を聞くことができて、良かった。
・男性の発表者が多く、ちょっと新鮮でした。いろんなものをまだ信じているんだなぁ…とも思われ「信じている」、これが思考停止ということですかね。
「フェミニズムは神仏に頼らずに生きる知恵」っていう言葉、良いですね。
・自分の死についての具体的な考えが今一つ浮かんでいない、というのが現実である。
・死についての心の準備になりました。前ほど、若い人が羨ましくなくなりました。
・予想以上に色々考えていらっしゃった男性陣は、RSSCに在籍する知的レベルの高い皆さまだから、でしょうか。「夫婦は二世」を信じている男性が殆どでしたが、来世でも妻に面倒を見て欲しいから?に思えました。私は「夫婦は二世」とは思いません。RSSCの男性が「自分が死んだら、世界は終わる」と仰せでしたが、私もそう思います。世界は残り続けますが、死んだ自分は感知できないので、無いも同じではないかと。
・あの世で先に死んだ人々に会えたらそれでも良いし、独りで死んでいくのも良いし、周りに子どもたちがいても良いし、すべて受け入れるつもりです。
・いつもと違い、男性の話が聴けて良かったです。夫と比べながら聞きました。