WANでは、性差別の撤廃・ジェンダーバイアス解消の課題認識を含む、または反差別の立場からセクシュアリティに関する新しい知見を生み出している博士学位論文の情報を収集し、「女性学・ジェンダー研究博士論文データベース」(WSGSDDB)に登録・公開しています。 WS/GS学位論文データベース 検索 (wan.or.jp) このデータベースは、研究者・大学院生に活用いただくことが一番ですが、今年度より新たな活動として、WAN博士論文検討会を始めることになりました。 このデータベースに登録されている論文を、多様なバックグラウンドをもつWANのコメンテイターが読み、コメントし、意見を交わす機会を設け(原則オンライン)、執筆者に、学位授与機関における博士論文審査や学会発表等とは異なる、研究発展の契機を提供します。 コメンテイターは、WANの理事と「女性学ジャーナル」編集委員のうち2名が務めます。 WSGSDDBに登録されている博士論文の執筆者はどなたでも検討会の開催を申請いただけます。ただし、参加者が事前に論文を読んで参加できるよう、博士論文本文が所属機関のリポジトリに収録されているか、図書として出版されているか、主要部分が原著論文として学術雑誌に掲載されていることが望まれます(いずれでもない場合は代替策をご相談)。 検討会は、論文提供者による報告(30分程度)、コメントおよび意見交換(60分程度)で構成し、事前に論文を読んで参加することを条件に、WANサイトで参加者を募集します。 研究者の皆さま、ぜひWAN博士論文検討会をご活用ください。 問合せ・連絡先  WAN女性学チーム女性学・ジェンダー研究博士論文データベース担当:内藤和美 info@wan.or.jp