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愛知

公開講座「今、フェミな女がカッコイイ」

イベントURL:
主催者: 特定非営利活動法人 日本フェミニストカウンセリング学会
主催者URL; http://nfc505.com/
開始日時: 2017年12月03日 (日) 13時30分
終了日時: 2017年12月03日 (日) 16時00分
会場: 名古屋YWCAビッグスペース(名古屋市中区新栄町2-3)
会場URL: http://www.nagoya-ywca.or.jp/
連絡先: NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会 tel。03-3239-5330
登録団体: NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会
パンフレット:

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詳細: 特定非営利活動法人日本フェミニストカウンセリング学会公開講座

今年5月16日、17日に放送されたハートネットTV「フェミニズム新時代」のサブタイトルは「フェミな女がカッコイイ」(第1回)と「あなたもわたしもフェミニスト」(第2回)だった。ファッション業界もフェミニズムに注目しているとして、ディオールの「WE SHOULD ALL BE FEMINISTS」と書かれたTシャツが紹介されていた。さてさて、私たちはカッコいいフェミな女になれているだろうか。
 1970年代フェミニズムは「女性の困難は“この社会で女であること”に由来している」と主張。そのメッセージは女性を解放し、女性たちは自分自身の人生を生き始めた。その変化は社会を変え、40年、50年前の当たり前は当たり前でなくなりつつある。DV然り、セクハラ然り、である。フェミニストカウンセリングも女性の人権を守るため、社会を変えるために奮闘してきた。しかしDVは根絶されず、セクハラもなくなっていない。その中でこの数年、家族やコミュニティの変容につけこんだ犯罪や性産業が複雑な様相を帯びて拡がっている。ネット空間にはかつてなら公にされなかったような女ヘイトの言葉が飛び交い、親子断絶防止法案のように、女性がこれまでに獲得してきた権利を無にしてしまいかねない動きもある。その中で女性たちは従来からの生き難さに加えて新しい困難にも直面させられている。
フェミニストカウンセリングが日本に誕生して40年近くになる。従来の抑圧的な価値や言説を軽やかに乗り越えているように見える若い女性たちも、女であること、娘であること、妻であること、母であることに由来する困難を抱えている。だが、「フェミニズム新時代」である。“Personal is Political”と喝破したフェミニズムは、“Womens Rights are Human Rights”を新たなスローガンに前進している。フェミニストカウンセリングも、より幅広い人々とのつながりを求め進んでいきたい。多様な人々が尊重される社会を目指して、隣にいる女性、後に続く女性たちに“We should ALL be FEMINIST”と声をかけあいながら。
フェミニストとして発信し続けている北原みのりさんをお迎えして、北原さんのお話と、YWCAのカウンセラー具ゆりとの対談で、
多様な人々のための新しい時代のフェミニズムと新しい時代のフェミニストカウンセリングについて考えます。

講師:北原みのり「LOVE PIECE CLUBE」代表)+具ゆり
定員:100名   参加費:1500円