わたしのイチオシ
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◆『銃後史ノート』と「「紀元二千六百年」―まつりと女―」を読む 林やすこ
2017.11.04 Sat
私が『銃後史ノート』と出会ったのは、2年ほど前。つい最近のことである。岩手県で開催された「第12回全国女性史研究交流集会in岩手~次世代に受け渡す女性史を」に参加し、加納実紀代さんの基調講演「戦後70年:平和の礎としての女性史」を聴いたことがきっかけだ。 『銃後史ノート』刊行の思いを知り、講演のなかで語られた「歴史」や「積極的平和」の…
タグ:憲法・平和
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加納実紀代「〈死〉の誘惑-三原山・自殺ブームをめぐって」 永野眞理
2017.11.01 Wed
加納実紀代・著 「〈死〉の誘惑-三原山・自殺ブームをめぐって」 (『銃後史ノート』復刊1号所収) かつて、大島・三原山は自殺の名所だった。1933年(昭和8年)からの2,3年のことで、37年まで続く。自殺志願者は、噴火口の縁から自ら火中に身を投じたという。自殺防止策が様々になされ、そのための人員も多く投入されたが、33年だけで944…
タグ:憲法・平和
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「皇紀二千六百年」と「明治百年」と「明治百五十年」 池川玲子
2017.10.31 Tue
「シリーズ・ミニコミに学ぶⅠ― 『銃後史ノート』編」の登壇者は1940~90年代生まれ。なので50年代末生まれの自分は、伯母さん的な気分で聴衆席に座ることになるのかなと思うのだけど、ここ、バトン世代です。リレーのじゃなくって、くるくる回す方。小学校の体育で女子だけ習って、上手な子は鼓笛隊のバトンガールに選ばれていました。 なぜあの頃の小…
タグ:憲法・平和
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佐藤文香・著『軍事組織とジェンダー』、訳『兵士とセックス』 茶園敏美
2017.10.30 Mon
長い間、自衛隊研究にジェンダーの視点はなかった。日本のフェミニズムでも、軍隊ではない自衛隊の女性を論じることを警戒してきた。佐藤文香さんは、これまで日本の研究者がタブーとしてきた領域に踏み込んだひとである。そのすぐれた研究成果は、『軍事組織とジェンダー――自衛隊の女性たち』(慶応義塾大学出版会、2004年)である。 11年後の2015…
タグ:慰安婦 / DV・性暴力・ハラスメント / 憲法・平和 / 本 / DV
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オルガ・トゥルヒーヨ 著『私の中のわたしたち』(伊藤淑子 訳) 解離性同一性障害は生き延びるためのクリエイティブな手段である 草野由貴
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『また、身の下相談にお答えします』上野千鶴子 著(朝日新聞出版 2017年9月発行)
2017.10.28 Sat
夫婦関係、親子関係、人と関係のあるところ、 つまり人間関係には悩みがつきもの。 人生のスパイスのごとく、其処ら中振りまかれている。 スパイスは、適度な刺激をもたらす要素。 人生の展開にちょうどよい酸っぱさや辛さを振りかけてくれている。 人生の酸いも甘いも噛み分けた社会学者、上野さんが大鉈を振るう。 これがまた、よく切れるから、お悩み…
タグ:くらし・生活 / 本 / 上野千鶴子 / 上野千鶴子、上野研究室
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小林エリカさんの2冊の本――『親愛なるキティ―たちへ』『空爆の日に会いましょう』 満田康子
2017.10.24 Tue
11月11日、WANのミニコミ図書館と上野研究室は「こうして戦争は始まる――孫世代が出会う「銃後の女」」というのブックトークを開催する。「女の戦争加担」という問題を提起して大きな反響を呼んだミニコミ『銃後史ノート』を、現在(いま)を読み解くツールとして活かそうという試みである(https://wan.or.jp/article/show…
タグ:本
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