著者・編集者からの紹介
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中 真生 著『『生殖する人間の哲学――「母性」と血縁を問い直す』 生殖するものとして人間を考えてみる ◆ 中 真生
2021.09.28 Tue
母親が子ども産んだという事実は、特別なことなのだろうか。それは母親が、父親や養親に優る根拠になりうるのだろうか。いやむしろ、産んだことと育てること、産んだこととその人が子どもにとっての一番の親であることは、切り離して考えるべきなのではないか。この問いが本書を貫いている。 「親」とは、産むことや、血のつながりとは関係ないところで形成され…
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村中李衣 編著 中島 学 著『女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい』 「もう、こんな悲しみに立ち止まっているわけにはいかない。」◆ 三輪ほう子
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Lire L’égalité sans condition de Réjane Sénac -Postface de la traductrice à son édition japonaise-
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우에노 치즈코・저 『싱글, 집에서 홀로 죽음을 준비하다』 안녕히 「고독사」、지금 시대는 「행복한 자택에서 싱글의 죽음」 ◆ 키누가와 리카
2021.09.18 Sat
「편안한 자기 집에서 자신다운 행복한 최후를 맞이하는 방법」을 제안한 이 책에서 우에노교수는 이렇게 말하고 있다. 저는 가족이 없이 혼자 살아요. 현재 72세입니다. 이대로 인생의 내리막길로 내려가며, 요양보호를 받고, 혼자 조용히 죽음을 맞이하며, 어느 날 죽은 모습이 발견되었을 때, 그것을…
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ローラ・レーン , エレン・ホーン 著 颯田 あきら 訳『シンデレラとガラスの天井――フェミニズムの童話集』 “詠み人知らず”の物語は、いつ語り直されたっていい◆書籍編集者K
2021.09.08 Wed
「眠ってる姫に知らない男が勝手にキス? とんでもない」エージェントからの新刊案内にあったこの一文で、この本の邦訳絶対出そう、と思いました。 シンデレラ、人形姫、眠り姫、赤ずきん、ラプンツェルetcといった長く語り継がれてきた古典童話を「女性視点から」新しく語り直した著者は、アメリカ人コメディ作家の女性2人組。文芸誌への寄稿もしつつ、この…
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“Nunca he estado orgullosa de ser mujer”: Blog de Chizuko No. 146
2021.09.01 Wed
He recibido otra consulta de una joven. Aquí presento mi respuesta. Espero que le sirva de ayuda. ***************************** Haruko (34 años) Voy a escribir un …
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洲崎圭子著『《産まない女》に夜明けはこないーロサリオ・カステリャノス研究』 〈第三世界〉ラテンアメリカ発のフェミニズム思想 ◆ 洲崎圭子
2021.08.23 Mon
メキシコ、〈第三世界〉と聞くと、遅れた国、貧困、危険・・・といったバイアスがかかりはしないだろうか? 女性が社会進出し、一部で同姓婚や性・氏名の変更が自由にできるといった配慮がすすむラテンアメリカの状況が、日本において伝えられる機会は少ない。本書は、〈第三世界〉と呼ばれたメキシコにおいて活躍した女性作家ロサリオ・カステリャノスの、フェミニ…
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前田晃平著『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!』 「女性は、出産・育児をしはじめた途端に、弱者になる」を体で感じて泣いた新米パパの話 ◆ 永林あや子
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吉田裕編『戦争と軍隊の政治社会史』 軍事史・現代史研究のさらなる深化へ ◆ 平井和子
2021.07.31 Sat
新刊紹介 吉田裕編『戦争と軍隊の政治社会史』(大月書店、2021年7月) 平井和子 人々の「いのち」と生活の営みに大きな影を落とす戦争と軍隊、そして天皇制。兵士や地域民衆、また君主制のあり方という現代的課題から、日本近現代史のさらなる深化をめざして、日本の軍事史・政治史研究の…
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