やぎみね

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  • ショーン・コネリーが、少年ジャマールに教えたこと  やぎ みね

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    2009.10.24 Sat

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.ご贔屓ショーン・コネリー主演のDVD『小説家を見つけたら』を見たら、J.W.エリソンの原作本を読みたくなった。主人公の老作家W.フォレスターのモデルは…

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    タグ:映画 / やぎみね

  • 書評にふれて、須賀敦子と田辺聖子と   やぎ みね

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    2009.10.01 Thu

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 「書評でもなく、エッセイでもなく」、須賀敦子の書評本『本に読まれて』は、まさにそんな感じ。書き出しは過去の思い出、日常の出来事、あるいは本格的な本の思想から入っていき、やがて本の森の中へと分け入る愉しみを語り、須賀敦子の、すそ野の広い教養が次々…

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    タグ: / やぎみね

  • 「旅は道草」その6 シチリアン・ブルー やぎ みね

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    2009.09.18 Fri

     プラトンが訪れ、アルキメデスが死んだという町シラクサ。「世界一美しいイスラーム都市」とゲーテが言ったパレルモ。シチリアは古代ギリシャ、ローマ、ビザンチン、アラブ、ノルマン、アラゴンと、多民族の「強者どもの夢の跡」が残る島。 地中海の向こうは、もうアフリカ。海の蒼さと、淡いブルーの空を水平線が区切っていく、あのシチリアン・ブルーを見れば、…

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    タグ: / やぎみね / イタリア

  • 「母からのメール」   やぎ みね

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    2009.09.08 Tue

     母86歳、私66歳。母は熊本で一人暮らし。何とか無事に過ごしてくれている。夏の日の朝早く、母からケータイメールが届いた。メールを読んで、その日、私の誕生日だったことに気がついた。 「元気に、この日を向かえられ、何よりうれしく思います。思えば昭和18年の夏、北京は晴天。もう秋の空気だったことを思い出します。私の病気のため予定より半月くらい…

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    タグ:やぎみね

  • 「旅は道草」その5 チェコへ。「プラハの春」と「ビロード革命」と

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    2009.07.31 Fri

     1968年8月21日未明、自由への革命をめざすチェコスロヴァキアに突如、ソ連軍の戦車が侵攻した。その第1報を打電したのは、当時、チェコスロヴァキア日本大使館在勤の若い書記官だった。 翌69年1月、カレル大学生、ヤン・バラフは、ヴァーツラフ広場前で抗議の焼身自殺を図る。 春江一也著『プラハの春』(上・下)は、その時代のチェコの空気を、主人…

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    タグ: / やぎみね / チェコ

  • 「旅は道草」その4 「クアトロ・ラガッツィ」に誘われて、ポルトガルへ 

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    2009.07.24 Fri

     旅は、いつも読書から始まる。物語の主人公がいた街角を、ふと歩きたくなる。若桑みどり著『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節団』に誘われて、ポルトガルを旅した。 400年以上も昔、4人の少年たちは長崎からマカオ~ゴア~リスボンへと、はるかな海を渡り、栄光と悲惨の生涯を終えた。若桑さんは、彼らの使命を描ききり、その4年後に急逝した。 リスボン…

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    タグ: / やぎみね / 若桑みどり

  • シンポジウム「わたしの貧困 女の貧困 どうして? どうする?」  やぎ みね

    ogp

    2009.07.17 Fri

     「女の貧困」が見えなくされてきたのはなぜか? 派遣切りの男たちの出現で、ようやく見えてきたかに見える女の貧困。  7月11日(土)、つながる/ひろがる/ふぇみん 泊まってシンポジウム in あざみ野に参加した。シンポジストは6人。多彩な立場からの発言が相次いだ。 自由、フリーター、ニートなど本来の意味を奪われてきた言葉を、もう一度奪い返…

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    タグ:貧困 / やぎみね

  • 「旅は道草」その3 中国語で「開心」とは「うれしい」の意

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    2009.07.16 Thu

    // 中国では、「80后」(バーリンホォ)、1980年代生まれ、超新人類の若者たちが何かと話題。「70后」の理想主義者から、彼らは現実主義者と揶揄される。 中国の世代間格差は日本のそれより、はるかに大きい。何しろ改革開放以降、中国の激変は日本の比ではないのだから。 お正月、上海を訪ねた。福州路の本屋街、上海書城では、小中学生向け800字作…

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    タグ: / 中国 / やぎみね

  • 「旅は道草」その2 マルタはバスの王国

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    2009.06.29 Mon

     マルタはバスの王国だ。まーるい、小さな島を、500台のバスが、1日4700本、78路線を走る。 マルタのバスは一台たりとも同じ顔をしていない。ブルドックの顔をしたボンネット型、いかつい顔、かわいい顔と、古いが、手入れの行き届いた、年代ものの車種が、ヴァレッタのロータリーに次々と集まってくる。 バスは運転手の個人所有。組合方式で運営されて…

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    タグ: / やぎみね / マルタ

  • 「旅は道草」その1 イスタンブールでオリエント急行に遭遇

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    2009.05.25 Mon

     子どもの頃の道草にも似て、ふらりと宿を決めずに行く旅は、思いがけない道草の旅となる。まだ見ぬ世界を見てみたいと年に一度の旅に出る。南まわりシンガポール~ドヴァイ~イスタンブール~マルタ~シシリア往復の15日間もまた、エキサイティングな旅となった。 早朝、イスタンブール着。始発を待ち、メトロとトラムヴァイを乗り継いでスィルケジ駅近くの一泊…

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    タグ: / やぎみね / イスタンブール