本
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真行結子著『私の夫は発達障害?』 カサンドラ症候群からの本質的回復を目指して 真行 結子
2020.11.24 Tue
「カサンドラ症候群」とは、発達障害特性のあるパートナーと安定的な関係を築くことの困難を感じている人々が抱える重いストレスを原因とする、身体的・精神的症状である。 2016年の発達障害者支援法の改正によって、「発達障害者への支援は社会的障壁を除去するために行う」という理念が追加され、社会全体での発達障害のある人への支援が強化された。 こ…
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感想: レスポンスカードから 第49回うえのゼミ書評セッション長島有里枝著『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』
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小泉明子著『『同性婚論争――「家族」をめぐるアメリカの文化戦争』 わたしたちは「家族」になれるのか? ♦︎ 小泉明子
2020.11.17 Tue
本書は、2015年にアメリカで同性婚が全米レベルで実現されるまでに、どのような紆余曲折を経たのかを法律学の視点も加えて描いた本である。同性婚(same-sex marriage)あるいは婚姻の平等(marriage equality)を認めるか否かという問題は、アメリカの文化的価値観を二分する文化戦争(culture war)の一大争点…
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シンシア・エンロー著、佐藤文香監訳『〈家父長制〉は無敵じゃない—日常からさぐるフェミニストの国際政治』 ◆田中恵
2020.11.09 Mon
テレビの中に、新聞の中に、あるいはスマートフォンやパソコンの中に、その人達はいる。相手を罵ったり、女性蔑視的な発言をしたり、その「規格外」の言動の数々は、おそらく枚挙に遑がない。「規格外」は私たちの目を引く。私たちは、全く言語道断だと呆れるか、時には憤慨してみせる。確かにその批判は重要だ。しかしその時、紙面や画面の向こうの人々と本質的に…
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シリーズ・ミニコミに学ぶⅣ 地域に生きた女性たちの「フェミニズム」 ― 「全国女性史研究交流のつどい」報告集全12回を読む
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ドクターファンタスティポ★嶋守さやか『寿ぐひと 原発、住民運動、死の語り』 『寿ぐひと』によせて ◆嶋守さやか
2020.11.03 Tue
拝啓 まだお会いしたことのない多くの皆様、そしてすでにお目にかかりましたステキな皆様。私は、2020年10月に『寿ぐひと 原発・住民運動・死の語り』(新評論)を上梓しましたドクターファンタスティポ★嶋守さやかと申します。 このたびWAN理事長の上野千鶴子先生より、自著紹介コーナーに拙著の「紹介文を書いてみませんか」とのお声をいただきまし…
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レイチェル・ブライアン著 中井はるの訳『子どもを守る言葉「同意」って何? YES、NOは自分が決める!』 ◆中井はるの
2020.11.03 Tue
小さい頃、家族や知り合いから、むりやり抱っこや頬ずりをされて嫌だったとことはありませんか? 誰かに何かをしようと言われて、乗り気じゃないけど断れず従って、やっぱりイヤな結果になってしまったことはありませんか? あなたにとっては、決してちっぽけな出来事じゃないのに、相手は面白がって、よかったと思っている。あるいは、無理強いを通しても…
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