高校に入学してから(今高3)ジェンダー平等について興味があり、女性の立場向上を実現していくにはどうしたら良いか、
解決方法や改善策について大学で学び、行動に移そうと思っていた。しかし、具体的に何をすればよいか検討がつかず、 どの分野でジェンダー平等を達成するアプローチを考えようかと悩んでいた時、私の興味(ジェンダー平等について)の原点に返ってみた。
はっきりは覚えていないのだが、学校の英語の授業でジェンダー問題について学び、
そこから自分でいろいろ調べるようになったことがきっかけだった。
学びの場から。。。教育だ!男尊女卑の価値観、伝統は幼い時からのもので、そこに変化を起こせば、
いわゆる古い、伝統が打破されていくのではないか(おそらく、揺るぎない”古い”伝統が築かれてきたのには長い時間がかかったように、
この伝統、価値観を変えていくにはそれと同じ、いや、それ以上に長い時間がかからと考えられるのだが。)
また今の時代、さまざまな社会問題が浮き彫りになり、これまでの考え方では対応しきれなくなってきていると思う。
そこで、政界の話になるのだが、これまでの感覚で問題にあたっても、多角的な視野が足りないのではないかと考える。

男性以外の考え方、意見が必要不可欠になってくると思うのだ。その時、男尊女卑の風潮が続くならば問題はこれからも山積み、
そして明るいはずの未来はどんどん暗くなっていくのだと感じる。

私は今、これらのスケールの問題に対応する力も解決する力もないのだが、これからの社会を担うのは私たちの世代であり、確実に、これらの問題、現状に異議を唱える必要はあると考えている。」

前置きはかなり長くなったが、これらが論文を読む前、上野先生に出会う前の私の考えであった。
ある日、東大の上野先生の入学式のスピーチを見つけた。
これだ!これだ!

先人がいたのだ!

この人のもとでまなびたい。
そう燃えたが、東大には今上野先生はいないみたいだった。
しかし、その他のところでご活躍されているとわかり、話してみたい、はなしを、考え方を聞いてみたいと心から感じた。
そこで、丁度今回のイベントがあり、さっそく参加を決意した。
また、さらに驚いたことに、私の思い、モヤモヤを言語化してくれている先輩(藤田優さん)がいたのだ。
論文を読んだ時点で、ワクワクとモヤモヤが同時に浮かんだ。
現代社会の縮図ではないか。。
と、、、
それを上野先生も他の登壇者の方も指摘されていて、私のモヤモヤや考えは間違っていなかったのだと、嬉しく思った。
今の私には、社会を変える力はないし、
想いを伝えるだけの能力もない。
でも、絶対、変化を私が起こしてみせる。そのために先人の力もかりながら成長したい。
そう強く思える時間だった。
本当にありがとうございます。
また機会があれば参加したいです。」

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