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夏のWeフォーラム、今年は中西豊子さんとWANを語る分科会も!

2009.07.24 Fri

◆ニキの絵が踊る雑誌『We』
 3年前にリニューアルして以来、ニキ・ド・サンファルのパワフルな絵がおどる『We』の表紙は、ニキ美術館の初代館長・故増田静江さんのご厚意によるものです。
 隔月で発行している雑誌『We』は、いつのまにか元気になれるような、そして、無理してがんばらずにみんなが幸せになれる世の中の実現を願って、そのための知恵や情報の交換の《場》でありたいと誌面づくりをしています。
 http://www.femix.co.jp/we.html◆「こんな生き方あってもいいなぁ」を伝えたい
 毎号の特集は、編集部が「おもしろそう!」「こんな人がいる!」「こんな生き方がある!」と思った人のインタビュー、開いてつながる場をつくってきた人の紹介やイベントの報告などが集まってきて、だんだんできあがります。時には読者が「この人の話を聞きたい!」とインタビューに出かけて、記事ができることも。

 こんどの最新号では、6月にフェミックスで実施した鈴木水南子さん(看護師・元セックスワーカー)と栗田隆子さん(フリーターズフリー)の対談、映画『THEダイエット』を撮った監督・関口祐加さんのインタビュー、自閉症の子を持ったからこそ「大いばりでいこう!」をモットーに地域で生きるサポートの場をつくってきた富山の宮袋季美さんの講演録を掲載します。

 毎号好評の連載は、竹信三恵子さんの「ミボージン日記」、鈴木水南子さんの「取り乱し アフター風俗の日々」、沼崎一郎さんの「同時代の男性学」ほか、「仕事をほうりだして読みふけった」という声もいただいています。最新号からは、牧野カツコさんが「家庭科の底力と可能性」を書く新連載もはじまります。

◆夏のWeフォーラム、今年は京都で!
『We』の読者が中心となって、毎夏に企画開催してきたWeフォーラム、今年は京都を会場に7月25日縲鰀26日の2日間です。今年のテーマは「みんなで幸せになる方法」。

 1日目の土曜日におこなう全体会は、竹信三恵子さんの講演会「女が働きやすい社会は、男も幸せになれる!!」 新聞記者として、雇用問題、女性と貧困の問題などの取材を続け、発信してきた竹信さんは、過酷な現実の中から「問題点」を指摘するとともに、ありたい社会への「希望」の芽を見出してこられました。そのお話を京都でじっくり伺います。

竹信さんの全体会については
http://femixwe.blog10.fc2.com/blog-entry-99.html 
◆「松香堂」の店主だった中西豊子さんとWANを語る分科会も!
 Weフォーラム2日目の日曜日は、午前・午後で11の分科会を企画。30年前の京都でウィメンズ・ブックスを始められた中西豊子さんが、女性情報と活動をつなげ、広げていくツールとしてのウェブの力、WANとしてたちあがったサイトのこれからの可能性について、あらためて京都で語ってくださいます。

 そのほか、学校現場で暴力防止の教育をすすめていく上での課題や現状を考える分科会、犯罪被害者遺族の原田正治さんと死刑制度について考える分科会、明日の授業に役立ついろいろな参加型ワークを体験し教員の役割を考える分科会、簡単ワークショップで自分の仕事の「価値」を評価し均等待遇への道筋を探る分科会、吉田清彦さんの名物講座「人が集まる!行列ができる! 講座とチラシのつくり方」を学ぶ分科会、こころの病の当事者、そして家族や周囲の人たちで、お互いのサバイバル体験をわいわい話す分科会、参加した誰もが楽しく大笑いするゲームで、脳の活性化を体験するストップ!ザ認知症の分科会、関西弁でしゃべるロシア出身の講師と一緒に運動不足解消をはかるラテンエクササイズの分科会など、アタマとカラダを動かす分科会で「みんなで幸せになる方法」を探します。

各分科会について、詳しくはこちらをご覧ください。
http://femixwe.blog10.fc2.com/blog-entry-101.html

◆残念ながらWeフォーラムへは来られないという方には
『We』の秋の号で、竹信さんの講演会をはじめ、Weフォーラムの報告をする予定です。
http://www.femix.co.jp/

カテゴリー:フェミックス / 均等待遇アクション21京都