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『We』184号(特集:伝えることをあきらめない)

2013.06.17 Mon

『We』184号(特集:伝えることをあきらめない)を発行しました。

特集:伝えることをあきらめない

http://femixwe.cart.fc2.com/ca20/82/p-r3-s/

『We』184号(特集:伝えることをあきらめない)

特集:伝えることをあきらめない

特集タイトルは、とくに3.11以降、分断され絶望しそうになる状況の中だからこそ、「伝えることをあきらめない」という思いでつけたものです。

「伝えたい」という思いを大切に、『We』という場で、一つひとつの出会いをつなぎ、つながりを広げていこうと思います。

特集記事は、3本
電気代一時不払いで、原発にNOと言う
発達障害の人たちの支援―違いを認めあってポジティブに生きる
累犯障害者の支援─ 司法から福祉への架け橋

連載 連載めあての購読申込みもいただいています!

栗田隆子:
「気持ち悪い」男~リブ的運動内違和感ノート~

ひきこもりやニートとよばれる男性たち、あるいは非正規雇用の男性たちなど、いわゆる”男性ジェンダー”からズレた男性たちがフェミニズムと手が結べるかというと、そう簡単なことではない。

むしろ、フェミニズムへの批判を弱者とみなした女性たちにやらせるように仕向けたり、というやり口がある。… 栗田さんの”「気持ち悪い」男”のレポートは、4回目です。

マルタ:よき思い出なき人々への伝言=最終回

母の介護が、自分の育った家族と向きあうことを余儀なくさせた…。介護とは、家族の葛藤や問題があらわになることだと、いやというほど味わった。

家族の葛藤を抱えながら介護する人はたくさんいるはずだ。愛を感じ、よき思い出を持てる人ばかりではない。そんな人にも、あなたはよく生きていると思ってほしい。

「愛もよい思い出もない人もいる」そのことを知ってほしいと、マルタさんが書いた物語は、最終回です。(179号~184号に掲載)

リレーエッセイ 一人ひとりのLGBT[5]
リレー連載も5回目になりました。この号では、井上晴香さんが、純然たる異性愛者ではない生きづらさ、家族との関係について書いています。

その他の連載
・向井承子・木村栄:往復書簡 犬は家族?
・菅井ゆきえ:お勧め映画情報「三姉妹~雲南の子」
・沼崎一郎:同時代の男性学 野球をしない男子たち?
・青山さくら:ジソウのお仕事 笑ってはいけない
・江口凡太郎:オホーツクの潮風荒く
・石川晋:「公立中学校」でしなやかに生きること 職場に復帰して
・入江一恵:「ひまわり」の日々 食卓に四季のリズムを
・冠野文:乱読大魔王日記
・西川正:遊びをせんとや生まれけむ 竹灯籠

ぜひ手にとって、お読みください。
この号だけ!の購入もできます↓
1冊800円(送料80円)
 184号 http://femixwe.cart.fc2.com/ca20/82/p-r3-s/

定期購読のお申し込みは、こちらへ↓
隔月発行、年6冊 5,000円(送料込)
毎号の『We』を発行日にご自宅や職場へ直接お届けします。送料が割引になり、お買い忘れもありません。
 定期購読 http://femixwe.cart.fc2.com/ca15/33/p-r15-s/

または、フェミックスまでご連絡ください。
電話045-482-6711、FAX 045-482-6712、メール order(at)femix.co.jp

・・・・・以下、この号の特集記事の紹介です。

お話 大富亮さん
電気代一時不払いで、原発にNOと言う

『We』183号で紹介した、「元被曝労働者ごぼうさんのお話─原発事故現場と私たちをつなぐもの」は、美術作家の大富亮さんが企画してくださったものでした。

その大富さんが取り組む、「原発再稼働への抗議を示す電気代一時不払い」の運動について、お話を伺いました。

都市で電気を使いながら再稼働に反対すること、原発事故後の被災者に誠実に向き合うこと、被曝しながら事故現場で働く人たちの待遇改善を求めること、それらは相反することではなく、それぞれの立場を想像し、互いに語り合うことで、その間にある分断を超えていきたいと、大富さんは話されました。

※元被曝労働者ごぼうさんのお話を掲載した『We』183号
http://femixwe.cart.fc2.com/ca20/81/p-r20-s/

インタビュー 堀江まゆみさん
発達障害の人たちの支援―違いを認めあってポジティブに生きる

障害者の権利擁護のための活動をするNPO法人「PandA-J(http://www.panda-j.com/)」の代表をつとめる堀江まゆみさん。

知的障害や発達障害のある人が地域で安心して暮らせるよう、理解と啓発のための情報発信とともに、地域のセーフティネット構築のために、リーフレットやハンドブックを作成して、警察や医療機関、コンビニなどへ働きかける活動をしてきました。

堀江さんがなぜ権利擁護の活動にかかわるのか、自閉症スペクトラムや発達障害の人はどんな特性があるのか、特性をわかって環境をととのえ、丁寧に支援することで、もっと生きやすくなるということなど、豊富な経験と研究成果をもとに話してくださいました。

インタビュー 前田康弘さん
累犯障害者の支援─ 司法から福祉への架け橋

堀江さんのお話で、触法障害者への支援が長崎で始まっていると伺い、取材しました。行き場所も、福祉的支援もないために、軽微な犯罪により、刑務所や少年院などへの入所を繰り返す累犯障害者の問題が世に問われたのは2003年、山本譲司さんの『獄窓記』がきっかけでした。

長崎では、社会福祉法人・南高愛隣会が運営する更生保護施設「雲仙・虹(http://www.airinkai.or.jp/jigyo/annai_niji.html)」で、まず矯正施設から出たあとに帰る先がない障害者や高齢者を受け入れて再訓練するところから、取り組みが始まりました。

「雲仙・虹」の施設長・前田康弘さんは、犯罪を犯した人であっても、福祉的支援が必要な人を受け入れますというフィールドがあったほうがいい、そういう人たちを支える仕組みが地域にあることは、ある意味では強さだとおっしゃいました。

支えあえる地域づくりの一例としても読んでいただきたいと思います。

ぜひ手にとって、お読みください。
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カテゴリー:フェミックス

タグ:脱原発 / 原発 / 発達障害