2014.04.03 Thu
何を隠そう、私は「面食い」である。イケメンに弱く、グループサウンズ全盛期だった高校時代は、制服姿で「追っかけ」をして、同級生に呆れられたものだった。
さて、盛岡で何がおすすめと言ったら「盛岡三大麺」である。盛岡は1986年に「日本めんサミット」が開催されたほど「麺食い」な街である。
一日三食とすれば「三大麺」を制覇するには一泊二日だと厳しいものがある。それでも果敢に挑戦してみるのも良いかもしれない。消化は良いので心配御無用、お試しあれ。
盛岡市のホームページから「三大麺」をご紹介します。
先祖から伝わる「おもてなしの心」からうまれた,この地独特の伝統食文化です。宴の席で大勢のお客さまをもてなすために考えられたと伝えられています。一口大の小分けにしたそばを,さまざまな薬味とともにたっぷりと味わいます。店によっても違いますが,15杯前後で通常のもりそば1杯分。給仕さんとの掛け合いも楽しい,盛岡ならではの「わんこそば」をぜひご賞味ください。事前の予約をお勧めします。
朝鮮半島北部出身で日本へ移住した食道園の青木輝人さんの手により盛岡で誕生しました。小麦粉とでんぷんによる強いコシと透き通った麺が特徴。スープは牛骨・鶏肉などを煮込んで味付けしていて,飲み心地良くコクもたっぷりでキムチの辛さと相性がぴったりです。キムチの量で辛さを調節でき,ゆで卵やキュウリ,季節の果物などが盛り付けられていることで多彩な味になります。各店と製麺業者が努力と工夫を重ねた味をぜひお試しください。
もともとは「炒めみそうどん」という意味の中国東北部の麺を参考に,白龍(ぱいろん)の高階貫勝さんが屋台から始めた麺料理です。麺と特製みそをよく混ぜ合わせ,好みでおろししょうがや酢,ニンニク,ラー油を加え,食べるほどくせになる味わいです。
麺と具は全部食べ切らずに少しだけ残して,「ちーたんたん(鶏蛋湯)」と注文してください。おいしい卵スープを味わうことができます。みそに工夫を凝らした各店の味をお楽しみください。
「WAN総会&シンポジウム2014」は5月24日(土)、盛岡駅西口アイーナ8階で開催されます。全国各地からのお越しをお待ちしております。
盛岡のおいしいものについてはこちらもどうぞ。
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シリーズ「晩ごはん、なあに?」は、WANの運営ボランティアに集う人々によるリレーエッセイです。 食べることは生きること。 さまざまな人たちがWANの理念に賛同し、実際にサイト運営に関わっていることを、皆さんに知っていただければと思っています。
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赤沢千鶴(2014年総会&シンポジウム実行委員長)
カテゴリー:晩ごはん、なあに?