2020年11月22日~12月6日の期間に、「第42回ぎふアジア映画祭」が開催される。今年は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、インド、台湾、レバノン、香港、カザフスタン、日本を舞台にしたアジア映画が6本上映される。
『パドマーワト 女神の誕生』(インド)
インドの伝記「パドマーワト」を映画化。ひとりの女性が一国の運命を左右する。豪華な衣装、激しい踊りやアクションも見ごたえある。
『37セカンズ』PG12(日本)
出生時37秒、息をしていなかったため脳性麻痺となり手足が不自由になったユマの物語。前向きなユマは行動的である。
『台湾、街かどの人形劇』(台湾)
伝統芸能の手遣い人形劇・戯人形師のチェン・シーホァンを10年追い続けたドキュメンタリー。特別企画として、岐阜県本巣市上真桑本郷地区に伝わる「真桑人形浄瑠璃」を映像等で紹介する。
『存在のない子供たち』PG12(レバノン)
中東の貧民街で生まれた12歳のゼインの物語。彼は学校にも通わず、一日中働いていた。妹は11歳で結婚させられる。家を出たゼインは さらに厳しい現実を知る。
『淪落の人』(香港)
事故で下半身不随になった主人公とフィリピン人家政婦との心の交流を描く。
『オルジャスの白い馬』(カザフスタン)
草原の家に住む少年オルジャスの成長物語。森山未來がいい味を出している。
ぎふアジア映画祭は、42年の歴史を持つが、2002年から市民ボランティアを積極的に受け入れている。現在は市民スタッフ(ボランティア)と協働で、作品選定や企画をしている。チケットは当日券800円。
2020.11.26 Thu
カテゴリー:イベント