著者・編集者からの紹介
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重松理恵・著『読んで旅する海外文学:24か国の旅行記×77冊の読書ノート』 投稿◆重松理恵(大学生協事業連合 書籍商品課)
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大治朋子・著『人を動かすナラティブーーなぜ、あの「語り」に惑わされるのか』 投稿◆毎日新聞編集委員 大治朋子
2023.07.13 Thu
私たちの日常を動かすナラティブ(物語)のメカニズムに迫る 思えば私たちは生まれてからずっと、物語に囲まれて生きている。幼いころは親や兄弟姉妹の語り、童話から価値観や道徳観を学び、学校では先生や友達が語る物語に、働き始めると組織の上司や同僚の主張に耳を傾ける。まるでBGMのように常時流れてくるこうした物語は、良くも悪くも私たちの思考に大…
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【電子書籍化のお知らせ】播磨澪著『何故「安楽死」に反対するのか、お話させてください』 ◆播磨澪
2023.07.10 Mon
以前、この欄で紹介させていただきました『何故「安楽死」に反対するのか、お話させてください』を、電子書籍にしましたので、ご案内いたします。 オランダでは去る4月14日に1歳~12歳未満の意思確認のできない子の安楽死を認めるという閣議決定がなされ、来年から実施されようとしています。2002年に12歳以上の安楽死を認めたオランダでは次に0歳…
タグ:本
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2023年7月号発刊! 投稿◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
2023.07.07 Fri
特集テーマは「スポーツは誰のもの?」です。 ★ラインナップはこちら https://www.jawe2011.jp/welearn-publish/5216 ★財団編集部の「今月のイチオシ!」 今月のイチオシは、研究レポートです。 井谷惠子さん(京都教育大学名誉教授)が、ジェンダーの視点から「体育嫌い」を分析されています。 詳しくは本…
タグ:本
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林香里・田中東子編『ジェンダー概念が切り開く、これからのメディア論』 投稿◆峰松亜矢子(世界思想社編集部)
2023.07.07 Fri
ジェンダー概念が切り開く、これからのメディア論 本書はジェンダーの視点からメディア論の基礎を学ぶ入門書です。 メディア論の入門書にはすでに多くの良書がありますが、その大半において、ジェンダーに関する章は後半の方に1章だけ設けられるのみで周縁的な扱いにとどまっていました。 しかし「ジェンダー」に着目することは、当たり前で私たちが思考を止め…
タグ:本
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【本のプレゼント・終了しました】波田 あい子、 内藤 和美、 亀田 温子 著『「AKK女性シェルター」から「DV防止法」制定へ: 1990年代フェミニズム・当事者主体の女性運動記録』 ◆内藤 和美
2023.06.26 Mon
”エンパワーメント・シェルター”の実践を継承するために 本書は、1993年に、確認し得た限り日本で初めて、当事者が中心となって暴力被害女性のシェルターを開設・運営し、やがて、全国の民間シェルターのネットワーク化の担い手の一角となって、「DV防止法」の制定過程に働きかけを行っていった「AKK女性シェルター」の活動記録です。 そのシェルタ…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV
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斎藤美奈子著『出世と恋愛――近代文学で読む男と女』 ◆岡部ひとみ(講談社現代新書出版部)
2023.06.25 Sun
日本の青春時代の恋愛はなぜ行き違い結ばれないのか 古今東西の文学は「出世と恋愛」を大きなテーマとして描いてきました。いわゆる青春小説や恋愛小説がそれに当たります。著者は近代日本の小説はワンパターンだと主張します。青春小説は地方から上京してきた青年が都会の女性に魅了されるが、何もできない「告白できない男たち」の物語であり、恋愛小説は片思い…
タグ:本
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ウルワシ・ブタリア編 中村 唯(日本語版監修)『そして私たちの物語は世界の物語の一部となる:インド北東部女性作家アンソロジー』 投稿◆中村 唯 (笹川平和財団)