著者・編集者からの紹介
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柏澄子・著『彼女たちの山 平成の時代、女性はどう山を登ったか』 投稿◆神谷浩之(山と溪谷社)
2023.06.18 Sun
平成の30年間(1989~2019)は、昭和と比べて登山の間口が広がり、登山に親しむ機会が増えた時代です。女性が妊娠、出産、子育てなど人生のステージを経て、心身共にダイナミックな変化をするなかで、登山を継続していくための選択の幅が広がったのが平成の時代といえるでしょう。 本書では世界的なクライマーや山ガール、山小屋で働く女性など、さまざま…
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三浦まり・編著『政治って、面白い!――女性政治家24人が語る仕事のリアル』 投稿◆大澤茉実(花伝社編集部)
2023.06.15 Thu
夜の飲み会をフレンチトーストの朝食会に 男社会を切り拓く女性政治家たち 地方議員から国会議員まで、超党派の女性政治家24人が対談や座談会、インタビューなどさまざまな組み合わせで「仕事のリアル」について語り尽くします。 立候補までの物語、政治家のやりがい、落選期間の過ごし方、女性政治家同士の党派を超えた絆から、お金のリアルまで。編著者の三浦…
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花束書房編『未来からきたフェミニスト 北村兼子と山川菊栄』 投稿◆伊藤春奈(花束書房)
2023.06.07 Wed
いまのフェミニズムに響く言葉 本書は、大正・昭和初期に女性として初めて法律の世界に飛び込み、ジャーナリストとして活躍した北村兼子と、社会を科学的に分析しながら人間の平等をもとめ続けた山川菊栄を、いまのフェミニズムのイシューに沿って紹介する本です。北村兼子は本人の著作を中心に掲載し、山川菊栄は現代のフェミニストたちによるエッセイや論考、…
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鈴木涼美・著『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか 増補新版』 菱沼達也(青土社・書籍編集部)
2023.06.03 Sat
著者の原点、初版刊行より10年を経て待望の増補版! 本書は、『ギフテッド』『グレイスレス』が芥川賞候補にもなった鈴木涼美さんのデビュー作。初版は修士論文を大幅に加筆修正するかたちで2013年に刊行されました。初版刊行時には上野千鶴子さんをはじめ多くのかたがとりあげてくださいました。あれから10年の時を経て、その間の変化について書いた文…
タグ:本
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2023年6月号発刊! 投稿◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
2023.06.03 Sat
特集テーマは「「男女共同参画」のこれから」 ★ラインナップはこちらから https://www.jawe2011.jp/welearn-publish/5188 ★財団編集部の「今月のイチオシ!」 今月のイチオシは、特別企画です。多賀太さん(関西大学教授)の著書『ジェンダーで読み解く男性の働き方・暮らし方-ワーク・ライフ・バランスと持…
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大沢真知子・著『「助けて」と言える社会へー性暴力と男女不平等社会』 投稿◆大沢真知子
2023.05.31 Wed
性暴力を考える 本書は、コロナ禍でより顕在化した性暴力被害者の実態を社会に伝え、性暴力が生じるメカニズムを解明するとともに、性暴力のない社会を目指すために、私たち一人ひとりがどう取り組んでいくべきかについて書かれた本です。 本書の特徴はNHKが2022年の春に性暴力被害者を対象に行った“性暴力”実態調査を元に約3万8,000件あまり…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV
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小川たまか『たまたま生まれてフィメール』 投稿◆野﨑真鳥(平凡社)
2023.05.31 Wed
生活の中のフェミニズム 著者の小川たまかさんは、性暴力やジェンダーをテーマに長年活動するフリーライター。本書は一人のフェミニストとして、著者のプライベートな話題から時事問題まで、さまざまなトピックについて書き下ろしたエッセイ集です。 結婚生活から考える夫婦別姓。共働きだった両親の思い出から考える家事とジェンダー。政治家の差別発言、…
タグ:本
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山口みどり・弓削尚子・後藤絵美・長志珠絵・石川照子著『論点・ジェンダー史学』 投稿◆ミネルヴァ書房編集部 岡崎麻優子
2023.05.30 Tue
ジェンダーで歴史を読み解こう! ジェンダーの視点は、歴史の見え方を変えてきました。本書は、歴史学に新しい地平を開いてきたジェンダー史研究の「論点」を集めています。日本を含むアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカを中心に、「社会」「家族」「身体」「文化」「政治」などからバランスよく精選された全113の論点と、各時代及び地域の特色溢れるトピ…
タグ:本