ジェンダー・バイアス
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「進学率は女性も5割超に」って、おかしくないですか。(やはり気になることば・25) 遠藤織枝
2018.03.01 Thu
2月22日の朝日新聞7面(東京版)です。 「2040年大学進学者12万人減」という見出しの記事が出ています。文部科学省が、2040年になると大学進学率は伸びるが、18歳人口が減るので全体の進学者は今より2割減るという試算を示した、という記事です。 同じ記事のもう一つの見出しが、「文科省、初の詳細試算 進学率は女子も5割超に」です。…
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2017.07.01 Sat
例の、教科書をつくる途中で、元の案のパン屋さんでは通らなくて和菓子屋さんに変えさせられたことで話題になった、小学校の道徳の教科書です。指導意見を取り入れて晴れて出来上がったいくつかの会社の教科書の中から、今度は各教育委員会が来年度から使う教科書を選ぶことになります。そのための教科書の展示会が区内の図書館で開かれていたので、行ってきました…
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「行ったわ」なんて若い外国人女性が言いますか(やはり気になることば・16) 遠藤織枝
2017.06.01 Thu
先日の朝のテレビのニュースです。外国人の観光客の間で、ゴーカートで都内めぐりというのが、今人気なんだそうです。遊園地で幼稚園児や小学生が乗って遊ぶものだと思っていたゴーカートに大きな外国人が乗って、ガイドさんの後を追って楽しそうに走っている映像が画面に写し出されていました。 そして、レポーターがその中の1人の若い女性にインタビューして…
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「19年目の日本人横綱」と「男泣き」(やはり気になることば・14) 遠藤織枝
2017.04.01 Sat
ほんとのことをいうと、わたしは相撲は好きではありません。裸同士がぶつかりあう肉体戦がどうにも好きになれないのです。でも、この1月と3月、稀勢の里をめぐって、メディアが大フイーバーしていましたので、つい、ちらちらと横から見ていました。その大騒ぎで気になったのが、「日本人で19年目の横綱」と、最後の逆転優勝での「男泣き」です。 1月の…
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「女子力」は差別語です。(やはり気になることば・13) 遠藤織枝
2017.03.01 Wed
本当にむごいとしか言いようのない、元電通社員高橋まつりさんの自死です。そのきっかけのひとつに「おまえは女子力がない」と上司に叱責されたことがあったと言われています。「女子力」の語がひとりの若い女性の命を奪ったのです。 この「女子力」、朝日新聞でも何度か特集して、その意味する内容や、肯定的な受けとめ方や否定的な受けとめかたなどが紹介さ…
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「男らしく、楽しい人生を送りたい」なんて(やはり気になることば・9) 遠藤織枝
2016.11.01 Tue
まだそんなことを言っているんですか、と新聞を読みながらあきれています。10月29日の朝日新聞の「悩みのるつぼ」で79歳の男性が相談しています。若いころ関係した多くの女性が忘れられなくて、電話しても全員から即断られる、欲望と未練を断ち切ってもっと男らしく楽しい人生を送りたいが、どうしたらいいのか、というものです。ばかばかしい相談で、いちい…
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