女の本屋

views

3451

尊厳の在り処としてのケア『ケアと尊厳の倫理』葛生栄二郎

2011.11.04 Fri

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.

私たち一人ひとりがかけがえのない存在で、その人に備わる何かや、持っている何かではなく、存在しているだけで尊いと感じること、
人間の尊厳とは、そのように私たちに感じさせてくれる価値、としか表現しようのないものだ。

しかし、そうした尊厳が一人ひとりに備わっていることを、ケアリングを通じて私たちは体得していくと説く本書は、一見難解な尊厳に関する多くの倫理書を平易に読み解き、尊厳の在り処(ケアリング関係の間に宿る)を示してくれる。

ケアの倫理とはいかなる可能性を秘めているのか、正義論との関係は?

一筋縄では説明できないケアの倫理や生命倫理の問題について、一筋縄で解けないところが、私たちの生の豊かさや尊厳を反映しているのだと説得的に論じてくれる本書は、ケアの倫理について考えるさいの必読書となること間違いなしである。とくに、生命倫理の問題は、いつもモヤモヤが残るが、私たちの日常からくる「直観」の一種の正しさを分かりやすく説明してくれるため(ただし「直感」とは違います。この部分の説明だけでも多くの人に読んでもらいたい)、読後感も、スッキリである(moomin)。

関連する記事

キテイ、牟田、岡野『ケアの倫理からはじめる正義論--支えあう平等』








カテゴリー:わたしのイチオシ / moomin

タグ:本 / ケア、正義、フェミニズム / ケア

〈高市的なるもの〉とわたしたち
ミニコミ図書館
多言語対応 Worldwide WAN Languages
博士論文データベース
寄付をする
遺贈寄付について
女性ジャーナル
[広告]広告募集中
〉WANサイトについて
WANについて
会員募集中
〉会員限定プレゼント
WAN基金
当サイトの対応ブラウザについて
年会費を払う

アフィリエイトの窓

amazon
楽天