『We』245号(特集:女性が自分で語るということ)のご案内です。
http://www.femix.co.jp/

特集はWeフォーラムONLINEの報告を2本。
1本目は空襲の中を逃げ惑う経験を持ち、戦後の民主主義教育第一世代である向井承子さんに、歌を遺されたお母様の記憶を重ねながら、戦争と人間についてお話いただきました。

2本目は、クルド女性の日本語教室を運営するGemini(ジェミニ)の磯部加代子さんに、様々な知恵と工夫をこらした支援活動と入管法の問題についてお聞きしました。

語れなかった人、聴いてもらえなかった人がいる。だからこそ、知って、感じて、共感することからはじめたいと思います。

【特集】
Weフォーラム2023 ONLINE 報告
【お話】向井 承子さん 
シリーズ・戦争を語る2 戦争が奪ったものを語る~母の記憶と共に

【お話】磯部 加代子さん
クルド女性と日本社会をつなぐ 〜ことば・食・ともだち

245号の目次はこちら↓
http://www.femix.co.jp/latest/index.html
連載もそれぞれすてきです。
ひとつひとつの物語をぜひ読んでいただきたいと思います。
【連載】
水俣病患者相談窓口の日々【20】「戦えた人は幸せよ」永野 三智
オホーツクの潮風荒く 江口 凡太郎
授業実践 風がかわる 匂いがかわる【43】「おにぎりコンテスト」をしよう 浅井 由利子
リレーエッセイ 手間隙工夫をたのしもう【35】ものづくりを通して協働性や多様性を学ぶ〜布を用いた共同製作〜 宇津野 花陽
「公立中学校」でしなやかに生きること(68)「距離感」が苦しい  石川 晋
おすすめ映画情報『世界のはしっこ、ちいさな教室』 菅井 ゆきえ
ミステリー案内~ひと持ち、本持ち、こころ持ち(57)『軋み』 稲塚 由美子
お金リテラシー入門~お金にふりまわされないものの見方・考え方(50)フェミ的分配主義宣言︱ 傷つきやすさからの経済学批判? 白崎 一裕
リレーエッセイ マザーズジャケットの魔法(57)河村 哉子
あそびの生まれる場所(24)ユニバーサル 西川 正
ジソウのお仕事、その後(87)「かあちゃんと住みたい」 青山 さくら
「支援をしない」と言いながら「支援」を考えてみる(30)夏休み前のひとのま 宮田 隼
ケの話(23)のんちゃん 坂本 菜の花
【新連載】 邂逅のフィールドノート (1)具志堅隆松さんと慰霊の日を迎えて 西尾 慧吾
福島第一原発から25キロに住む一人として(7)職場へ戻る 高村 美春
新・同時代の男性学(51)法律とハサミは使いよう 沼崎 一郎
女がマスメディアで生きるということ(18・最終回)できたこと、できなかったこと 竹信 三恵子
●読者のひろば
●編集後記
*「八十路雑感【20】母の想い」は今回お休みです。

◆ぜひ、手にとってお読みください!
ご購入はこちらから↓
https://femixwe.cart.fc2.com/ca31/153/p-r-s/
(1冊913円)
◆感想やご意見をおよせください。
jimu@femix.co.jp
●読者の読書会をやっています
 次回のWe読書会は9月8日(金)14時〜スペースナナで(8月お休み)。
 毎月第2金曜14時〜毎月続けています。お問い合わせください。
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Weフォーラム2023 ONLINEのお知らせ
http://www.femix.co.jp/forum/index.html
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2023年3月より「Weフォーラム2023 ONLINE」がスタートしました。
「くらしと教育をつなぐ」Weの理念は保ちつつ、今回はテーマを「人と時代をつなぐ」へと広げます。ひとつは〈シリーズ・戦争を語る〉として、時代の生き証人である方々の戦争時代、戦後の混乱から現在までを、横断して語っていただきます。もうひとつは、〈今、聞きたい・考えたい〉ことをテーマに、各地からさまざまなテーマでお話しいただきます。

Weの読者限定ではなく、テーマや講師のお話に関心をもって頂ける方はどなたでも大歓迎です。
ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。

第6回は9月8日(金)20時~「ジェンダー×植民地主義 交差点としてのヒロシマを語る」高雄きくえさん(ひろしま女性学研究所主宰)のお話です。

広島市はいくつかの冠名をもつ都市である。軍事都市、被爆都市、平和都市、国際平和文化都市。そこに別の視点、ジェンダー・フェミニズム、そして植民地主義という視点から広島を語ろうと、連続講座が企画された。「行き交った多数の人びとのコミュニケーションによって編み上げられた物語として広島を掘り起こそう」というこの試みは、翌年、論考集『広島 爆心都市からあいだの都市へ』として出版された。
講座の企画、そして論考集の編集にあたった高雄きくえさんに、多くの人と語り合う中から見えてきた「交差点」から、広島についてお話しいただきます。

高雄きくえ(たかお・きくえ):
ひろしま女性学研究所主宰。1985年女3人で家族社を設立、ミニコミ紙「月刊家族」(~2005)を発行。書店「ブックス家族」を運営した(~2002)。2006年ひろしま女性学研究所と改称し、講座の企画と出版を続ける。著書に『わたしの名前 フェミニズム/植民地主義という視点』(2020)。2021年「ジェンダー×植民地主義 交差点としてのヒロシマ」全8回連続講座を開催。翌2022年、論考集『広島 爆心都市からあいだの都市へ』(インパクト出版会)として出版。
2023年3月「加納実紀代《広島―加害と被害の二重性ー女性史》資料室サゴリ」をオープン。
https://sagori-kanomikiyo-library.jimdofree.com/
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下記からお申し込みください。
【要予約。参加費無料。申込みいただいた方にアーカイブ配信もします。】 
下記の申込みフォームよりお申し込みください。

●6回のお申し込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/u/4/d/e/1FAIpQLScaVGl5yT9qewAr8LgCLyVBFCrJ-5xOHFcBWIv43ITMU6-qiQ/viewform

第6回 9月8日(金)20時〜 高雄きくえさん(ひろしま女性学研究所主宰)
       「ジェンダー×植民地主義 交差点としてのヒロシマを語る」 

●7回から9回のお申し込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfNtZWtiH_9KyNz8bAcox6Em0Zg9az5IyA2aoeDIl3O1HwQ7w/viewform

・第7回10月13日(金)20時〜「2010年代以後のフェミニズムを考える~保守化と交差性の視点から」
 熱田敬子さん(ふぇみゼミ&カフェ運営委員)

・第8回11月10日(金)20時〜「レジ袋有料化までの30年~海のプラスチックごみは無くせるのか」
 金子博さん(NPO法人パートナーシップオフィス副理事長)

・第9回12月8日(金)20時〜「にじいろの輪を広げる LGBTQ+フレンズの活動」
 岩井紀穂さん(VISION〜for Transgender代表)

【お問い合わせ】Weフォーラム実行委員会事務局(フェミックス内)
電話:045-482-6711
FAX:045-482-6712
メール:we.femix@gmail.com

<主催>
Weフォーラム実行委員会
<共催>
Weの会、フェミックス、まんなかタイムス