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上野千鶴子の大著『ケアの社会学』の韓国語訳 (訳者:チョウスンミ)が刊行されました!〜〜「もっといい社会を夢見る人たちのための本 」(訳者あとがきより)
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2020.04.14 Tue
熊本日日新聞に「上野千鶴子が読む」という連載大型書評コラムを持っている。最近の掲載記事から、媒体の許可を得て転載する。(少し改訂しました) Twitter@ueno_wanでこんなことをつぶやいた。 「ドイツとフランスでコロナ禍の影響によるDV被害増加への警告。対応がすばやい。それにしても閉塞状況や危機が起きると、女子どもに攻撃性が向かう…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / DV
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「それはあなたが望んだことですか?」 ちづこのブログNo.132
2020.03.22 Sun
畏友、河野貴代美さんの同名の新刊をご紹介したい。 フェミニストカウンセリングが日本に誕生してから40年。 本書は、そのあいだに起きた社会の変化と、女性の変化、さらにフェミニストカウンセリングの変化を見渡した射程の長さを持っている。といえば、堅苦しい論集のように聞こえるが、その実、フェミニストカウンセリングのリーダーである河野貴代美さ…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV
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2020.03.17 Tue
恒例の『みすず』読書アンケート2020をご紹介。⑴石川九楊『河東碧梧桐 表現の永続革命』(文藝春秋社、2019年) 俳句は世界最短の詩型。その俳句の革新に挑んだ河東碧梧桐の評伝、に見えて、それを越えた近代俳句史を書き換える挑戦。新興俳句はなぜ失速したのか?口語自由律は、なぜ定型に勝てなかったのか?自由律俳人として知られる放哉と山頭火はどこ…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 女性政策 / 憲法・平和 / DV
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2020.01.29 Wed
書名 サダと二人の女 著者 山下智恵子 版元 風媒社 刊行日 2018年8月10日 『サダと二人の女』を読んでください 阿部定は、本当に毒婦だったのか?刑を終えたのち、彼女はどう戦後を生きたのか? そして、定とは反対に、男を憎んで性器を切った女が、私と同年で、名古屋にいたということを知り、彼女の人生をフィクションで、そして今を生きる主…
タグ:本