「政治」の検索結果

• 『在りし日の歌』　時代の波に翻弄された人びと　　中村奈津子

  

  2020.04.11 Sat

  1986年の中国。北方内陸部の工業都市にある国有企業で働くリウ・ヤオジュン（ワン・ジンチュン）とワン・リーユン（ヨン・メイ）は、一人息子のシンと3人で宿舎に暮らしていた。ふたりの同僚で、同じ宿舎に暮らすシェン・インミン（シュー・チョン）とリー・ハイイエン（アイ・リーヤー）の夫婦にも、偶然、シンと同じ日に生まれた息子ハオがいた。二組の親たち…

  続きを見る

  新作映画評・エッセイ

  映画を語る

  タグ：映画 / 中村奈津子 / 中国映画

• わたしたちには、力がある。それはパンデミックを前にしても。　三浦まり

  

  2020.04.09 Thu

  本稿は、パリテ・キャンペーン(初出　2020/04/06 07:27）の記事の転載です。 -------------------------------------------- 新型コロナウィルスの感染拡大とその防止策は、わたしたちの日常をどこまで変えていくのか。科学的知見が定まっていないなか、影響が甚大な政治的判断が次々と下…

  続きを見る

  シリーズ

  コロナとジェンダー

  タグ：女性と政治 / コロナ / パリテ

• 伊藤康子『市川房枝　女性の一票で政治を変える』　　　　◆伊藤康子

  

  2020.04.01 Wed

  書　名　市川房枝――女性の一票で政治を変える 著　者　伊藤康子 発　行　ドメス出版 刊行日　2019年9月 定　価　3080円 　市川房枝は1893（明治26）年愛知県の農家に生まれ、1981（昭和56）年87歳で参議院議員現職のまま死去した。その間、日本は天皇制のもと、資本主義経済を育て、近隣諸国を侵略して敗北し、世界の民主主義水準を受…

  続きを見る

  著者・編集者からの紹介

  タグ：女性政策 / 女性史

• やはり、女性と子どもが不幸になっています（やはり気になることば・５０）　遠藤織枝

  

  2020.04.01 Wed

  　新型コロナウイルスの流行は、3月末には山を迎えるとも言われていましたのに、その山場がどんどん先に延ばされて、ついに長期戦ということばも出てきました。 　まだしばらくは、不安に怯えながら粛々と付き合わなくてはならないかもしれません。人類の歴史よりも古い歴史を持つウイルスです。そのウイルスの子孫が何かのきっかけで新しい型となって活躍を始…

  続きを見る

  連続エッセイ

  やはり気になることば

  タグ：仕事・雇用 / 子育て・教育 / 子ども / 遠藤織枝 / 政策 / ことば

• 「声」欄投稿から―中曽根康弘氏の「功績」をジェンダー史の視点で考えてみる　　　

  

  2020.03.28 Sat

  中曽根康弘氏の「功績」をジェンダー史の視点で考えてみる　　　平井和子（女性史・ジェンダー史） ＊　新型コロナウイルス禍によって生まれた自宅での静かな時間に、昨年末に亡くなって以後、中曽根康弘元総理大臣に向けられた賛美へのもやもや感を文章化して、朝日新聞「声」欄に投稿しました。3月26日に掲載されたのですが、厳しい字数制限によって（あるいは…

  続きを見る

  マスコミが騒がないニュース

  マイアクション

  タグ：慰安婦 / 女性政策 / 憲法・平和

• 「それはあなたが望んだことですか？」 ちづこのブログNo.132

  

  2020.03.22 Sun

  　畏友、河野貴代美さんの同名の新刊をご紹介したい。 　フェミニストカウンセリングが日本に誕生してから40年。 　本書は、そのあいだに起きた社会の変化と、女性の変化、さらにフェミニストカウンセリングの変化を見渡した射程の長さを持っている。といえば、堅苦しい論集のように聞こえるが、その実、フェミニストカウンセリングのリーダーである河野貴代美さ…

  続きを見る

  わたしのイチオシ

  ブックガイド

  ブックストア

  女性学フェミニズム

  ジェンダーセクシュアリティ

  セクハラ・DV・暴力

  上野千鶴子

  タグ：DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV

• みすず読書アンケート2020　ちづこのブログNo.131

  

  2020.03.17 Tue

  恒例の『みすず』読書アンケート2020をご紹介。⑴石川九楊『河東碧梧桐　表現の永続革命』（文藝春秋社、2019年） 俳句は世界最短の詩型。その俳句の革新に挑んだ河東碧梧桐の評伝、に見えて、それを越えた近代俳句史を書き換える挑戦。新興俳句はなぜ失速したのか？口語自由律は、なぜ定型に勝てなかったのか？自由律俳人として知られる放哉と山頭火はどこ…

  続きを見る

  わたしのイチオシ

  ブックガイド

  ブログ

  ブックストア

  人文・社会・思想

  人権・法律・政治

  セクハラ・DV・暴力

  文学・エッセイ・評論

  上野千鶴子

  タグ：DV・性暴力・ハラスメント / 女性政策 / 憲法・平和 / DV

• 鳴子博子編著『ジェンダー・暴力・権力』　「ジェンダー」の新たなアプローチからみえる世界！　　河上睦子

  

  2020.03.17 Tue

  　「題名から、性暴力の本かと思ったら、ジェンダーの研究書だった。なぜこういう題なの？ 副題の意味は？」と、友人から問われた。ルソーなどのフランス政治思想の研究者である編者の鳴子博子さんの「はしがき」によれば、それは次のようです。 　社会・政治思想の領野では、現代社会の「暴力や権力」の問題に関して近代以降の西欧における革命・運動などに連結し…

  続きを見る

  著者・編集者からの紹介

  タグ：本

• 福島の原発事故被災者レポート（5）９年目の311とコロナ　ＫＡＴＲＩＮ

  

  2020.03.11 Wed

  今年もあの日がやってくる。 本来であればこの時期は様々な集会や講演会が盛りだくさんだ。 しかし今年は様相が異なる。 コロナウイルスが猛威を振い、中止や延期が続いているからだ。 そんな中、私はひとつのセミナーの講師を引き受けていた。 それは広島にある小さな島でのセミナーだった。 遡ること半年前、「広島でドイツの若者に話してもらえる人は…

  続きを見る

  連続エッセイ

  福島の原発事故被災者レポート

  タグ：福島第一原発 / 原発事故

• 和光GF読書会　後期活動報告 ―婦人問題懇話会会報と赤松良子『志は高く』から学ぶ

  

  2020.03.11 Wed

  2019年度後期、和光GF読書会では、20歳代のメンバーを新たに迎え、活気ある議論を重ねました。今期取り上げた文献は、日本の女性学の先駆けとなった研究団体・婦人問題懇話会発行の会報および、この会の創設以来の会員で、女性の地位向上のためにさまざまな役職を歴任された赤松良子さんの自伝です。 前半期には、1962年に発足した婦人問題懇話会（2…

  続きを見る

  和光ＧＦ読書会