2012.04.09 Mon
フェミックスの最新刊、木村榮さんの『女友だち』を刊行しました
現在、『くらしと教育をつなぐWe』誌上で「往復書簡」を連載中の木村榮さんの新しい本ができました。たくさんの方に読んでいただきたいので、お近くの図書館や女性センター等の図書室への購入リクエストもぜひよろしくお願いいたします。
最新刊
木村榮 『女友だち』 2012年4月刊
四六判・192ページ・定価 1,575円(送料別途)
ご注文はこちら http://femixwe.cart.fc2.com/ca9/75/p-r9-s/
女同士の支えあいに希望を託す「女友だち」の物語
「ちょっと手を伸ばせば届く”友だちのいる人生”を手に入れて、女たちに元気に生きてほしい」という木村さんの思い、ユーモラスに描かれる友だち関係のエピソード、《女の友情》の視点から読み解く映画や本の一コマ…それらが織りなされた、味わい深いエッセイです。
凛として、緩やかにささえあう
30年も前、最初の本『母性をひらく』をきっかけに女性問題の講演をしていた頃、公民館の職員に「この本で一番感動したのは木村さんが本当にいい友達を持っているということです」と言われて、ずっと気になっていたという木村さん。
20年後にふとしたことで、自分が友だちを力にして生きてきたことに気づき、あの職員は、女が「自分」を生きるためには女友だちとの支えあいが必要だと言いたかったのだ、と思い当たって『女友だち』を書き始めます。その後、肺がんの手術をし、闘病を続ける中でさらに深まった友情のエピソードを加えて完成させました。
【著者紹介】
木村 榮 (きむら さかえ)
1940年東京生まれ。62年お茶の水女子大学文教育学部国文科卒業。72年日本テレビ放送網株式会社退職。フリーライター。現在、『くらしと教育をつなぐWe』(フェミックス)誌上で、向井承子との「往復書簡」を連載中。
主な著書に『母性をひらく』、『父親の自立と子育て』(汐文社)、『迷いつつ、母』(大月書店)、『30年目の同窓会―民主教育一期生の「女の時代」』(筑摩書房)、『どこでどう老いるか』 (講談社)、『女が年齢を愉しむとき』(はるか書房)他。共著として『壁の中の主婦たち』(汐文社)、『日本男性論』(三省堂)、『母子癒着』、『ビデオで女性学』(有斐閣)などがある。
最新刊
木村榮 『女友だち』 2012年4月刊・四六判・192ページ
定価 1,500円+税(送料別途)
ご注文はこちら http://femixwe.cart.fc2.com/ca9/75/p-r9-s/
※木村さんが向井承子さんと「往復書簡」を連載中の『くらしと教育をつなぐWe』誌もあわせてお読みください(隔月刊・1冊800円)。
『We』177号 「往復書簡:自己決定」
『We』176号 「往復書簡:余命」
『We』175号 「往復書簡:不具合」
『We』174号 「往復書簡:蝉時雨」
『We』173号 「往復書簡:生きものと原発」
『We』172号 「往復書簡:天災と人災」
『We』171号 「往復書簡:何でもあり」
…「往復書簡」の連載は、『We』166号(「往復書簡:日和見友だち」)よりスタート。
『女友だち』並びに『くらしと教育をつなぐWe』のご注文は、webより、または、フェミックスまでご連絡ください。
電話045-482-6711、FAX 045-482-6712、メール order(at)femix.co.jp
カテゴリー:フェミックス
タグ:本