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予期せぬことは、突然に(旅は道草・76) やぎみね
2016.05.20 Fri
4月14日21時26分、M6.5。震度7の地震発生。熊本市中央区に住む母(92歳)と叔母(88歳)に電話をするが、なかなかつながらない。夜遅く、ようやく無事を確認。激しい横揺れに避難グッズと靴を横に着衣のまま夜を明かしたという。続く4月16日、夜中1時25分、M7.3。震度7の本震。1300回を越す余震が今も続いている。 明治10…
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旅は道草
連続エッセイ
タグ:くらし・生活 / 高齢社会 / やぎみね
『愛のむこう側』の向こうには?(旅は道草・75) やぎみね
2016.04.20 Wed
朝吹登水子著『愛のむこう側』(1977年、新潮社刊)を読む。朝吹登水子(1917~2005)、フランス文学者、翻訳家、エッセイストの自伝的小説。かつてはフランスの香り高いロマンチックな小説として読んだのに、再読して、いやいや、これは戦争前夜のパリを見事に描いた物語だ。今の日本の危うい状況ととても似ていると思い至った。 主人公の紗良は…
タグ:旅 / やぎみね
女たちの営みは、途切れぬ糸のように(旅は道草・74) やぎみね
2016.03.20 Sun
オバマ米大統領が3月21~22日、キューバを訪問するという。現職大統領として史上2回目、1928年、クーリッジ大統領以来、88年ぶりの訪問となる。昨年7月、米国はキューバと国交回復。54年にわたる渡航や貿易の規制を緩めた。訪問を前にキューバ政府は「米大統領訪問を歓迎するが、内政干渉はすべきではない」としている。 1953年、カストロ…
タグ:女性運動 / やぎみね / 女性の活動 / 女性とメディア
「信(よしみ)を通(かよ)わせる」という希望(旅は道草・73) やぎみね
2016.02.20 Sat
デヴィッド・ボウイの死を1月10日、Facebookで知った。イーグルスのグレン・フライも1月18日に消えた。「Hotel California」を何度聴いたことか。70年代のロックスターたちがいなくなった。69歳と67歳の死は、あまりに早すぎる。 大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」。舞台は太平洋戦争中の日本統治下・ジャワ島…
タグ:本 / 在日朝鮮人 / やぎみね
六まわり目のお正月(旅は道草・72) やぎみね
2016.01.20 Wed
京の年の瀬はなにかと忙しい。ひととおり家の掃除や片づけを終え、おせち料理の材料を求めて錦市場や四条「タベルト」、三条「三嶋亭」や「八百一」へ買いに走る。数の子に鯛の子に海老、丹波産の黒豆、栗、蒲鉾、だし巻、昆布〆。牛肉にハム。お煮染め用の京野菜の数々。近くのお米屋さんで予約した丸餅も。八瀬で畑を耕す友人から、とれたての野菜をいただき、…
タグ:くらし・生活 / やぎみね
ことばの力、ひととの交わり(旅は道草・71) やぎみね
2015.12.20 Sun
文字の前に、ことばがあった。 文字のない時代、人々はどうやってことばを交わしていたのだろう。 ことばのもつ音の響き、受けとめる表情や反応、間に漂う空気の流れと距離感覚、目の輝き、色や肌合い、においまでもキャッチして、ひとは、ことばを伝えていく。 そこには過去の記憶や思い出、未来を予見する空想力、今このときの目の前に広がる情景が、回…
タグ:やぎみね
北京秋天(旅は道草・68) やぎみね
2015.09.20 Sun
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 北京秋天。北京の秋の空はどこまでも青く、高い。 中薗英助『北京飯店旧館にて』(筑摩書房 1992年)の書き出しは「視野をとつぜんよぎったものは、秋の北京の光線であった。蒼穹がはじけ散って、空の色よりももっと透明なツルギが、つづけざまに何十本も…
タグ:旅 / 政治 / 中国 / やぎみね
暑い、熱い戦後70年の夏に(旅は道草・67) やぎみね
2015.08.20 Thu
春婦傳 この夏、どうしても読みたい本があってAmazonで古書を探した。在庫は残り3冊しかない。 田村泰次郎著『春婦傳』(東方社刊・1965)。数日後、本が届いた。白い箱入りの赤い布製の表紙に中川一政の題字がある。頁を開くとプーンと古い活字のにおいがした。 自序に「いまも私は、一兵士でなかったひとの戦争小説は信じる気持になれない…
タグ:慰安婦 / 旅 / 本 / 戦争 / やぎみね
シュプレヒコールはラップに乗って(旅は道草・66) やぎみね
2015.07.20 Mon
世の中はいつも 変わっているから頑固者だけが 悲しい思いをする変わらないものを 何かにたとえてその度崩れちゃ そいつのせいにする*シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく変わらない夢を 流れに求めて時の流れを止めて 変わらない夢を見たがる者たちと 戦うため世の中は とても 臆病な猫だから他愛のない嘘を いつもついている包帯のような嘘を 見破る…
タグ:音楽 / 平和 / 憲法 / 反戦 / やぎみね
ひとはなぜ、戦争をするのか?(旅は道草・65) やぎみね
2015.06.20 Sat
パリに住む女友だちが、いつもいっていた。 「あたし、怒ってるのよ!」(Je suis en colèreかな?)。人と人との関係がもつれたとき、誤解や曲解をされたとき、「あたし、あなたに怒ってるのよ」と相手と向き合い、話し合ってきたという。そうすれば絡んだ糸もほどけ、互いにホンネをいって仲直りして、そのあと、いい友人になるという。それが…
タグ:憲法・平和 / 戦争 / 反戦 / 平和運動 / やぎみね
イベント情報
わたしたちの〈はて?〉~ 女性の生きづらさ はどこからくるの
11/24(日)10時00分〜
ウィメンズ・アカデミー in 明石 めざせ!女性リーダー
クレヨンハウス「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」第158回
働く女性の人権センターいこ☆る 秋の講座
11/24(日)14時00分〜
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