第7回上野ゼミ レスカ・コメント
2012.06.10 Sun
- 平日・夜の発表者2人のゼミというのは、聞く方(参加者)も負担が余り大きくなくて良いと思います。
今日はお二人とも家族関係に関することで参加者もコメントしやすかったテーマだったと思うのですが、2人ゼミの場合は、もう少し時間を伸ばしても良いのでは?
- 御園さんの司会振り、とても初めてとは思えません。有難うございました。論文報告は地味かも知れませんが、やはり「良い」論文の書き方、いかに論をすすめれば優れた論文となるのか?、が良く解ります。やっぱり、報告会ゼミは良いです。養子当事者の語りは、とても貴重でした。上野ゼミの醍醐味です。それが語れる場、なのですね。
- もっと参加者の中から発表者がでているといいなぁ、と思いました(一度もwanゼミで来たことのない研究者の方が発表されることが多く、先生のことしか見ていない発表になりがちな気がするので)。野辺さんの発表に対し、養女であったという当事者の方がたまたまいらっしゃってコメントがありましたが、こういう多様な参加者との双方向がwanゼミのいいところだな、と思いました。
- アーレントの「カール・マルクスの西欧思想」がむずかしいのですが初めて上野先生のお話をきいたので、マルクスとフェミニズムを頑張る気がでてきました。
- 今日はこじんまりとしていて、また博論にむけての発表ということで、上野先生密度が高く、これはこれでおつな感じでした。お子さんもとてもしずかにしていて、よかったような、申し訳なかったような。
- 今日の二つの発表は、共に「子ども」のために役に立つ研究であるということを、もっとはっきり打ち出してほしかった。
- 上野先生のコメントから、視点の多様さや考え方などとても勉強になりました。テーマとしては、改めて考えさせられることが多く、日頃のケースあれこれが頭をよぎり、研究という目で見た時と、実践とは似ているようでやはり違う部分も大きいかと感じました。
- 柳田さんに対する上野先生のコメントをお聞きして、自分が発表を聞いてもやもやしていた部分が言葉になっていくのを感じました。もやもやを全体から眺めて、言葉に出来るようになりたいです。
- とても難しくて文字や説明に追いついて行けませんでしたので、発言出来ませんでしたが、内容は興味のある部分でしたので面白かったです。ですので、論文への具体的な批評はできませんがその無いようについて発言できるような設定があると意外なアイデアがもらえる気がしました。
- 子連れ勉強会に参加でき光栄でした。日頃、使わない頭をなんとかシャッフルし、言語についていくのに必死でしたが、かなり刺激的でした。勉強のきっかけができました。
- やっと待望の上野先生からのコメントをいただけ、とてもうれしいひとときでした。貴重なアドバイスを、どうもありがとうございました。いただいたご指摘をふまえて、しばらくかけて報告を再考しようと思います。実証研究がすすみましたら、またゼミを通じアドバイスいただければ幸いです。どうもありがとうございました。
- 今回は初めて参加させて頂きましたが、二論文とも自分の問題関心に近かったこともあり、とても面白く聞いておりました。又、私は幼児虐待をめぐる親子関係や社会構造について研究していますが、上野先生の研究から沢山学ばせてもらってきたので、間近で上野先生の鋭いコメントを聞けて圧倒され、かつ勉強させて頂きました。先生も最後におっしゃっていらっしゃったように、私も修論の構想や執筆が進んでいった際には、いつか、報告をさせてもらえるくらいに頑張りたいと思いました。批判される側になれるよう勉強頑張ります。2時間というゼミの時間が短く感じ、もっと長くなればいいのにと思う程、もっと勉強したくなりました。
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第7回上野ゼミ
日時:5月18日(金) 18時~20時
場所:JR三鷹駅「かたらいの道市民スペース」
報告者&タイトル:
野辺 陽子
『養子縁組の社会学――人々の<血縁>に対する意味づけを中心に』
柳田 ゆう花
『育児をめぐる祖父母の「選好」と「受容」―支援者支援の新たな枠組みへ向けて』
カテゴリー:うえのゼミ / レポート