非常食用のゆで小豆です。いざ、という時のぜんざい、名付けて「イザゼン」!。

米原市の住民グループ「みんなの家EH」※が1年以上かけて商品化したものです。 今回、熊本の被災地にも送られ、その様子は滋賀夕刊新聞でも取り上げられました。
http://www.shigayukan.com/news/2016/04/post_178.php

材料の小豆は、農薬・化学肥料を全く使わず地域で栽培したものを使用。調味も砂糖と少量の塩のみで、保存剤・添加物不使用。
詳しくはイザゼンのホームページをご覧下さい。
http://www.izazen.com/

私も、冷やしたのと温めたのを両方試してみました。小豆そのものが、とっても美味しくて、甘みも程よく、上品な甘さが小豆のおいしさを際立たせています。耐久生活が強いられる中で、このほんのりとした甘さが口にひろがれば、少しほっこりした気持ちになれそうな気がします。実際、被災生活を経験された人によると、ちょっと甘いものが欲しくなるそうです。羊羹やクッキーよりも水分があってのど越しの良いぜんざいは、ご高齢の方や幼いお子さんに特に喜ばれるでしょう。また、農薬、保存剤、添加物が全く使われていないので、どなたにも安全な食品ですが、甘いものに含まれがちな小麦、乳製品を含んでいないので、これらにアレルギーのある方にも安心して食べていただけます。

ただこの水分が、製品化において問題でした。レトルトはコストが高い、しかし、水分と砂糖の製品は、細菌が培養しやすい培地になりますので、安全性から本品は冷凍で届きます。
実際には、食品微生物センターで何度も検査を実施して、常温32°保存で15日、冷蔵庫10°で45日、冷凍は450日をクリアしているのですが、安全を期して冷凍1年、解凍後冷蔵庫保存30日と設定されています。
また、厚生省の方針で、この種の食品の常温保存表示はしないことになっています。
そういう事情があり、この種の甘味系非常食は、レトルト以外では粉末せんざいか羊羹という形態になる中、イザゼンは形態と味にこだわり、あえて冷凍流通を選んだというわけです。

今回、WANの会員には、お試し価格として100箱限定で、送料をサービスしていだけることになりました。ただし、5箱単位(5000円)での注文となります。(1袋100g、1箱4袋入り)。箱から出せば小さなものですので、一部、冷凍、残りを冷蔵で保存いただくか、お知り合いと共同で購入して、ぜひお試しください。

■お申し込みは、以下に。
http://www.izazen.com/#!blank-2/c1wyd
その際、WANの会員であることを「メッセージ」欄に忘れずに書き添えて下さい。

■代金は、商品がお手元に届いてから口座にお振込みいただくか、現金書留でお送り下さい。
お振込み先:レーク伊吹農協 伊吹支店  普通口座 番号0040907



※「みんなの家EH」は米原市のお茶の間創造事業の一つで、高齢者の居場所づくりサロン活動や惣菜販売を行うほか、災害時に避難所的機能を担うことを想定し、非常食の備蓄にも取り組んでいます。事業を継続発展させるため、地場産材による安全な甘味系防災食を作るスモールビジネスとして「イザゼン」の取り組みがスタートしました。